ゆとりずむ

東京で働く意識低い系ITコンサル(見習)。金融、時事、節約、会計等々のネタを呟きます。

年子ワンオペパパの「子供がいると○○で出来ない」との付き合い方

こんにちは、らくからちゃです。

年が経つのは早いもので、街を歩いているともうマライアキャリーが「あなたのことが欲しい」と歌い始める季節になりました。

 

1年を振り返ると、一昨年がんを宣告された妻は無事寛解したものの、今度は元々患っていたメンタルの方がよろしくなく、結局3歳♂+2歳♀+37歳♂のドッタンバッタン大騒ぎの愉快な年子ワンオペ生活も2年目を迎えました。

以前は、定時間際に連絡が来て「朝までに解決しろ!」(令和に入ってからは流石に弊社もそこまでブラックな案件は減りましたが)が日常茶飯事のカスタマーサポート部隊にいましたが、子供が生まれてからはある程度計画的に動きやすいカスタマーサクセス部隊に異動していただきました。

また「保育園募集のしおり」を徹底的に読み込み、このコンボを決めたら大量に加点がつく!というポイントを見つけたため、市内一番人気の自宅マンションから道挟んで向いの徒歩1分の保育園へ兄妹揃って入園することができました。(19時まで追加料金なしで預かって貰えるのもデカい)

お陰様で、8時すぎに家を出て9時少し過ぎに出社し、18時には退勤して19時までには保育園へ行く(あと週2日まではテレワーク)とかいう、20代の頃からしたら天国のような生活をしておりますが、なんやかんやしんどいなーと思うことは稀によくあります。

余談ですが18時半にはパパママの皆さんがもうみんな迎えに来ていて、保育園はガラガラになっており、そんなみんな当たり前のように残業する職場って、やっぱ当たり前ではなかったんやな、、、と思った経験があります。

 

そんな日々を過ごしておりますと、通常の生活サイクルは大丈夫なんですけど、手札が1枚しかないと取れる行動に制約がかかることが多くて、具体的にはこのへんが大変ですね。

まずは熱が出たとかゲロ吐いただのでの保育園からの呼び出し。

以前は隔週くらいのペースで会社を抜けて迎えにいき、病児保育のお世話になることも多かったのですが、最近は落ち着いて来て、そういや全然呼ばれなくなりました。

ただ10月ごろにいきなり私が帯状疱疹になったり、11月頃に子供からマイコプラズマをもらって2週間ほどダウンしてたとき(こっちのがキツかった、、、)は土日祝は元気いっぱいのキッズ&ゾンビ状態の父ちゃんという地獄絵図でした。

他にも、同僚が遠方まで出張に行ったりお客様との懇親会参加しているのをずっと見送るようになったり、子供達に土や野菜と接する機会を作ってあげたいと始めた市営農園を解約したり、休日にのんびりお風呂に浸かってサウナに行くこともできなくなったり、気がついたらブログも全然書いてなかったり、そんなこんなで「子供さえいなければできたこと」が増えていくのもしんどいものです。

 

まあでも、いちいちそんなことを気に病んだり落ち込んでるような暇も余裕もこちとら在庫の持ち合わせはないんすよ。それより「で、どうしたい?」と心の中のリトル父ちゃんに向き合って、少しでもいい選択肢を探しすことに時間を割くしかない。

例えば子供が生まれる前は、たまに寄席に行って落語聞いてたりしてましたが、まだこの年齢だと連れていくわけにも行かず、足が遠のいてしまいました(そういうひといないわけではないですしダメだとは思わないけどね。ただうちの子とは相性悪いかなと)

でも寄席なら平日の昼の部なら有給取ればいけなくないですし、MP(まねーぽいんと)使えばシッターさんを召喚して羽を伸ばすことだって出来ないわけじゃない。

でもそれは後のことを考えて残しておきたいカードでもある。

で、最初に考えるのは、それって本当にできないと気が病むほど大事なことだっけ?「不幸な自分」を生み出して何かしらの自家中毒になってね?と。

子供って些細なことで泣きますよね。お兄ちゃんがおもちゃとったとか、妹がおやつ食べたとか。何もそんなことでそこまで大騒ぎしなくとも、、、と思うようなことで泣いちゃう。それと同じになってない?

でもすぐに諦めてしまうのもまたよくないと思うんすよね。

どうしてもやりたいことを必要以上に諦めて虚無状態になると、短期的にはよくても長期的には精神を蝕んでいくので、それは避けた方が良い。

でもまずは「これの時間のすごく大事だったんだ」と気がついたなら、いまはYoutubeやSNSで少しずつ無理のない時間で「次に時間できたときはこうしよう」と充電する時間も作り、大事に「いつかしたいこと」の箱にしまっておく。

悲嘆して過ごすよりを、一歩引いて「私は私のためになにができるかな?」「いつか出来るようになったときのためにいまは何をするかい?」と自分自身のメンタルとも子供と接する時と同じように付き合っていけるようになってからは、楽になった気がします。

 

色んな人にお世話になりながら、お客さんに同僚に上司や会社に、保育園・役所・お医者さんに、そして子供、あと自分に「ごめんなさい。できません」というのは気が進むものではありません。

切れるカードがあっても敢えて使い切らずに残しておく。「まだ手札あるじゃん」といううちから、次のカードを探しにいく。「この欲張りさんめ」と白い目で見られるかもなーと思いつつ「これってもしかして私もいけちゃいます?」と拾いにいく。

出来る範囲や得意な分野では精一杯の誠意を見せて信用を維持しつつ、甘えられるところは全力で甘えん坊してしっかり感謝の気持ちを伝えていく。

そうして余裕を作っていかないと、私の心身の健康がこの生活のSingle Point Of Failure(単一障害点)であると認識して、恥も外聞も捨てて助けを探すのもまた親の責務だと肝に銘じて日々を暮らしております。

  • 死なないこと
  • 病まないこと
  • 倒れないこと

をモットーに元気にやっておりますので、ブログの更新の方は気長に待っていただければ幸いです(頭の中でいろいろ書いてます)

ではでは、今日はこのへんで。