こんにちは、らくからちゃです。
ずいぶん長い間ブログ更新が開いてしまいましたが、皆様お元気でしたでしょうか。私は全く元気がありませんでした笑
子供達の通っている保育園では、玄関に欠席した子供の状況が張り出されているのるのですが、もはや「感染症の総合商社」のような様相です。
全児童で100人程度の園なのですが、うち50人がインフルエンザに罹っていたのを見た時は、やっべーなと思いましたね。近所の小児科は、12時からはじまる午後診の受付が12時00分に満員になるなど、もはや野戦病院状態です。
特にひどかったのは9月末頃。
家族一同リレー方式で誰か休んでいるような状況になり、病み上がりの母ちゃんは実家に撤収し、39度の熱のある父ちゃんが、同じく39度の熱のある子供のお世話をする。みたいな感じでした。
育休から復帰したあとも、子供達の体調不良で休むことになるのは覚悟していましたが、どちらかというと子供からもらった病気で月に2〜3日は休むことになるのは想定外でした・・・。
逆にそれだけで済んでいるのは、近所の病院に併設している病児保育のおかげです。そりゃあもう足を向けて寝ることができない程度にはお世話になりましたが、いろいろとハードルが厳しいのも事実です。
「仕事に復帰するにあたってどこまで頼れるのかな?」
は気になっている親御さんも多いと思います。利用する施設によってかなり違う点もあると思いますが、私の経験した範囲の中で、ざっくりとまとめてみようと思います。
ハードル1:利用開始までのハードル
まず最初に、利用する前に利用者登録を行う必要があります。
一応、子供の状態や受け入れの条件などについて面談して話すことになっているのですが、まずこの面談の予約が取れません。
月はじめに翌々月の空き状況が更新されますが、だいたい初日のうちに満席になるようですので「必要かも」と思った場合は、まだ時間に余裕のある育休中に抑えておくことをおすすめいたします。
ハードル2:症状のハードル
保育園によってルールは異なる点はあるかと思いますが、厚生労働省からは38度以上の熱が出た場合は、仮に元気でピンピンしていたとしても翌日は休むようにと言われているようです。
またインフルエンザやコロナなどの感染症の場合、さらに一定の「登園禁止期間」が設けられている場合もあります。
インフルエンザの場合
- 発症翌日から5日
- 解熱翌日から3日
は登園禁止になります。
(出典:インフルエンザになった!保育園はいつから行っていいの? | アルコール手指消毒剤手ピカジェル |健栄製薬)
こういうときには、病児保育でも受け入れてもらえるのですが、
- 麻疹
- 流行性角結膜炎
などの場合は、受け入れ不可です。なおコロナについては、我が家がお世話になっているところでは、解熱後であれば受け入れ可能みたいです。
ハードル3:診断書のハードル
「体調が悪いので明日は保育園に連れてこないでください」と言われた場合、それだけで利用できるわけではなく、施設所定の様式の、お医者様の診断書(主治医指示書)が必要です。
例えば前日の15時に「お迎えきてくださーい」と言われて飛んで帰っても、お医者さん連れていくことってできますかね?特にいまのように小児科が朝の通勤電車なみに満員御礼の状況だと、かなり厳しいのが現実です。
往診サービス等も、なかなか捕まらない状況ですが、病児保育を利用する可能性があるのであれば、こういったサービスも事前に抑えておいたほうが良いかも。
ハードル4:空き状況のハードル
利用登録もした、そこまでヤバい病気でも無い、診断書もゲットした。さあこれで預かってもらえるか??というと、空きがないとどうにもなりません。
我が家が普段お世話になっているのは病院付属の施設なのですが、あくまで病院の職員さんが優先なのか、当日8:30にならないと利用可否がわかりません。
幸い断られたことはないのですが、通勤時間も考えると予定が決まらないのは、正直しんどいなあというのが本音です。
ハードル5:料金のハードル
病児保育では、看護師の資格も持っている保育士さんが、ほぼほぼつきっきりで見てくれて、感染症の場合はガラス張りの隔離病室にまで入れてもらえます(子供はギャン泣きしてましたが。。。)
それだけしてもらっていることを考えると、1日2000円+食費というのは大変大変ありがたい限りですが、続くとなかなかダメージの大きな金額でもあります。
あと預かってもらえる時間が18時までと、普段の保育園(19時まで)よりやや短いので、いつもの感覚で仕事をしているとギリギリになってしまいます。
一度、子供の靴を持っていくのを忘れてしまって、一旦家に取りに帰り、2分遅刻したところ延長保育料3000円を申しつけられました。
当然遅れた私が悪いわけですし、公費からの補助金が入っている本体価格(?)に比べて、そうしたものがない分お値段もそれなりの金額になるのもわかりますが、元々の値段より遅刻ペナルティのほうが大きいのは中々インパクトがありましたね。
カードの一枚としての病児保育
こうして書き連ねてみると「なんて使いづらいサービスなんだ!」とお思いの方も出てくるかもしれませんが、本当に最後の頼りの綱として助けてもらったことは数多く、使えないかもしれない前提のもとに利用するぶんには大変ありがたいサービスです。
特に働きながらお子様を育てている皆様には、そのへん踏まえて、近隣施設の状況を確認していって頂ければなあ、などと思う次第です。
ではでは、今日はこのへんで。