こんにちは、らくからちゃです。
今日はこどもの日ですね。うちの子たちの近況をお伝えすると、4月から保育園を転園しました。
もとの保育園に大きな不満はなかったのですが、家から片道15分(しかも駅と反対方向)*往復*行き帰りで1日1時間ほどかかるのが辛いのと、小規模保育園といって3歳までしか居られないこともあり転園申請を出したところ、家から徒歩1分の道挟んで向かいの保育園への転所許可証をゲットしました🎉🎉🎉
家の近くの保育園は、どこも競争が激しく、争奪戦を勝ち抜くのは大変だったのですが、その話はまたどこか別のところで。
保育園というところは4月からの入所となってもすぐに夜まで預かってはもらえません。「慣らし保育」といい、最初は1時間から初めて、お昼寝に挑戦し、みんなでご飯が食べられるようになってからフルタイム(?)保育園児になれます。
我が家のキッズは、二人とも保育園生活には慣れていますので、2週間のフルコースから1週間のコースに変更してもらいましたが、育休を取る人や、部下が育休から戻ってくる人は、だいたい最初の1ヶ月は仕事にならない覚悟をしておきましょう。
お兄ちゃんは、生後半年で入園してから、起きて生活してる時間の半分以上の時間を過ごしてきた元の保育園が恋しいのか、いまだに朝「ぼくの保育園はここじゃないのになあ」という顔をするときもありますが、なんやかんやで二人共馴染んできました。
と、同時に恒例の「風邪のお持ち帰り」をしてきました😂
「みてねコールドクター」とやらを使ってみた
保育園に通うようになると、初めて仲良くなったお友達から、未知の菌だかウイルスだかをプレゼントされるのか、風邪を引くケースがよくあるみたいです。
保育園から「お熱が38度出ちゃいましたー💦 お医者さんにみせてあげてくださーい」と電話がかかってくるのですが、仕事の都合もあるし、何よりかかりつけのお医者さんは全然空きが無い。。。
こりゃどーするべと保育園の掲示板を眺めていると、こんなポスターが貼っていたのを思い出し、試してみることにしました。
なんでもお医者さんが家に来てくれるそうです。
死ぬほど体調がひどそうにも見えないし(むしろ元気やんけ君)今後本当に必要なときに備えて、まずお試しで使ってみるかなーと利用してみたので簡単にレビューします。
まず利用にはアプリのダウンロードが必須です。ダウンロード後、住所や電話番号など一通りの個人情報を登録し、子供の健康保険証&医療費助成受給券の写真をアップロード。で、いろいろ症状を聞かれるので内容を入力して送信。
15時頃に申し込みましたが、うちの地域だと19時半以降の診療が出来るそうで、時間の確定はたしか18時頃だったかな。
予約が確定すると、来てくれるお医者さんの名前も出てくるのですが、テキトーにググってみると、それらしきプロフィールページがこちらに登録されていたので眺めて診ました。
○○国立大学出てるんだ。へー、小児科専門医なんだ。え、あの大病院に勤めてるの!?みたいなビズリーチのCMみたいな反応をしながら家で待っていると、Uberみたいな「この辺にいます」の地図が表示されてちょっとおもしろかったです。
とはいえ「やべーヤツが来たらどうしよう」と若干ハラハラしてたのですが、来てくれたのは普通に感じの良さそうな先生。
かかりつけのお医者さんで診てもらうのと同じように、喉や胸の音に加えて、パルスオキシメーターで心拍と酸素も測って貰い、念の為とコロナとインフルエンザの検査もしてもらった結果
「普通の風邪ですね」
「ですよねー」
といった感じ。
で、先生の持ってきてくれたアスベリン・カロナール・カルボシステインの3点セットを3日分ほど処方してくれて帰っていきました。
で、気になるのはお代の方ですよね。料金は後日別途計算され、事前に登録したクレカで後日決済される仕組みなんですけど、お値段はですね
300円(ジャパネットたかた風)
HOW MUCH IS 子供の医療費
住んでる自治体にもよると思いますが、子供の医療費ってだいたいなんやかんやの助成があるんですよね。で、例えばこんな感じなわけです。
もらったポスターを見ていると、大人だと3割負担で7400円だそうなので、おそらく保険適用前で2万5000円ほどかかります。子供だと諸々の加算がつくからもっと掛かるのかな?
子供の往診サービス「医療助成の対象になるからほぼタダやで」は良いんだけど、これガンガン使われたらさすがに自治体財政シンドいんじゃ… pic.twitter.com/60KVsWbsKe
— らくからちゃ@2♂&1♀年子育児中 (@lacucaracha) 2023年4月20日
普通にお医者さんに昼間いくより、10倍くらいは割高だと思うので、自分が使う分には、よほど必要性を感じない限り使わない気がするんですけど、300円固定だと金銭的な負担はまるで感じないっすね。
正直、お医者さんや診療のレベルとかはよく分からんのですが、親の負担としてはメチャクチャ軽減されます。
昼間に子供をお医者さんに連れて行くには会社も休まなきゃいけない。しかもどれくらい待たされるか分からないし、「チックンするの・・・?」とご機嫌ななめな子供をあやすくらいしか出来ない。更に言えば、別の病気を貰ってきちゃう可能性もある。
それが仕事終わったあとの時間でも来てくれて、来るまでは家事でもしていれば良くて、変な病気貰ってくるリスクもない。
そりゃあもう至れり尽くせり感マックスなんですけど、流石にこれ医療費的にどーなのよと思うんですよね。
その負担は誰のもの
普段、窓口では300円しか払っていないので実感が湧きませんが、子供の医療費の8割は加入している健康保険組合から出ていて、残りは市区町村の補助となっています。
(出典:7月 子どもの医療費は“タダ”ではありません | 健康サポート | 全国健康保険協会)
で、見えないところでは時間外加算やら休日加算やらも掛かってくるわけで、これが医療費財政に伸し掛かってくることになります。
ちょっとどないやねんと思ったのが、この「みてねコールドクター」というサービス、300円という最終支払額はアプリで表示してくれたんですけど、その明細出てこないんすね。。。。
必要な時に使う分には、あれば大変助かるサービスですし、これに救われる人も多いのでしょう。ただみんながみんな「やべー、超便利」となんの歯止めもなく使ってしまうと、結果最後に苦しむのは嵩んだ医療費を背負い込むことになる子どもたちなのでは?
実際、もう少し負担があっても使いたいという人も多いでしょうし、せっかく出てきた芽を摘まないためにも、何かこう仕組みを考えていかないといけないんじゃないかなあ、と思う次第です。
ではでは、今日はこのへんで。