こんにちは、らくからちゃです。
私事ではありますが、先日めでたく結婚3周年を迎えることが出来ました!!
3回目の結婚記念日! pic.twitter.com/29lmrQI7FM
— らくからちゃ (@lacucaracha) January 5, 2019
このペースで本数を増やしていったら、金婚式あたりには凄いでけえ壺が居るんじゃねえの?と鬼も爆笑モノの心配をしておりましたが、今年はまだ酒瓶で間に合いました。来年はちゃんとした花瓶を買うぞー(๑•̀ㅂ•́)و✧
結婚から3年、紆余曲折ありました。うちの妻は、精神障害を患っており、よそのご家庭では中々体験できないイベントもあっとものの、その都度、見も知らぬ匿名の人々がインターネットに書き綴っていたものに助けられ、ここまでやってくることができました。
その恩返しも兼ねて、次に同じ道を通ることになる人のために、いま思っていることを中心に、諸々まとめておきたいと思います。
プロフィール
夫
- 1987年生まれ(1→9→8→7と覚えやすい!!)昭和の残骸
- 東京大手町の会社員 年収は多分650万円くらい?
- 最近(物理的に)丸くなったと言われる
妻
- 1991年生まれ(平成生まれ)
- 障害基礎年金2級受給中(統合失調症)
- アンダー65のKカップ
付き合い始めたのは、いまから約13年くらい前の話。お互い、異性のことはお互い同士しか分からないまま、3年前に結婚。夫婦+鳥4羽で、東京から30分くらいの千葉で暮らしています。
お金の話
何はともあれ、先立つものがないとやってられないよねと「お金のこと」を心配する人は多いのですが、これについてはなんやかんやでやっていけています。
世帯年収700万円ちょっとは、バリキャリパワーカップルが増えてきている現代において多い金額ではありませんが、小さいこどものいる家庭と比べたら、まあまあゆとりのあるほうだと思います。
医療費に関しては、自立支援医療制度のおかげで、通院・薬あわせて月1万円に収まっています。またその枠内には、週4回の訪問看護も含まれます。バイタルのチェックや、薬を飲んだかどうかの確認、諸々の心配事の相談などもしてもらえます。
健保組合からの医療費明細を見ると「あ、これ自立支援医療なかったら月収全部吹き飛ぶやつだ」と思いました。全ては皆様の税金のおかげです。
あとこれは住んでいる自治体独自のサービスだと思いますが、週1回のホームヘルパーサービスが一回500円くらいで受けられます。こちらは、お茶碗を洗ったり、部屋の掃除を一緒にやってくれたりするサービスですね。
日中は自宅に居ることができないので、頼れる人が身近にいるのは大変ありがたい話です。
またしばらく体調を崩して入院していたこともあったのですが、会社の健保組合の高額医療費付加給付制度があったので、2万5000円+食費で済みました。
精神障害者と生活する上での注意したいこと
治療の話については、ひとりひとり違うことが多いので「個々のケースによる」としか言えないんだけど、ひとつ頭に入れておいてほしいのは「ご家族の方」の中では、直接血のつながっていない配偶者の立場が一番重いんだよね。
精神障害者は、自分が今どういう状態で、どういう風にして欲しいのかをうまく伝えることが出来ないんだよね。そんななかで、いままで接してきた時間が長い義実家は「こうしたほうがよい」「こうすべきだ」とアレコレ指図を飛ばしてくることも多い。
本人たちも悪気があってやっているわけじゃないけど、のんびり二人でやっていきたいと思っている当人たちにとっては、到底受けれられないことを「要求」してくるケースだって少なくない。
そうしたときに「二人にとって何が大切なのか」を判断して、ちゃんと行動するのは、配偶者の大事な責務です。そのために一番大事なのは、まずは自分がどうしたいのかきちんと話して、相手とどうしたいのかを話あって信頼関係をちゃんと作ることなんだと思う。
あとは親族、病院、職場などなどに「わたしたちはこうしたいので、お願いします」としっかりと、二人分のワガママをきちんと伝えていくことですね。もちろん、その全部が通るわけじゃないけど、何故だめなのか、どうしたらできるのか、そこをしっかり抑えて次に進んでいくことが大切です。
その上で、ストレスを溜めない、被害者意識を持たないことが、快適に生活するためのポイントです。
どうしても「他の人なら○○ができるのに」「病気さえなければ××なのに」なんて思うことはある。でもそんなこと、隣りにいるパートナーのほうが百万倍思っていることなので、あなたまで一緒になって考え込むことはないんです。夫婦は一心同体、あなたが幸せなら相手も幸せになるし、あなたが不幸なら相手も不幸になるもんです。
好きな人と一緒に生活ができる。それ以上に贅沢な話ってある?
そんな幸せが手に入れられたのも、いままで助けてきてくれた人たちのおかげです。これ持って、本日の結びの言葉とさせていただきます。
ではでは、今日はこのへんで。