あけましておめでとうございます!らくからちゃです。
昨年は、昇り龍が如く上昇を続けてきた仮想通貨が、一転フリーフォール状態になったり、下がることを忘れたかのように上がり続けてきた株価が急に思い出したかのように反転したりと、なかなか厳しい一年でした。またKyashがリアルカードの発行と2%還元を始めて驚嘆させたと思えば、その凄さもまるで霞むpaypayの100億円還元が始まったりと、家計にとっても「異次元」のことが続く一年でした。
我が家では、資産運用・資金管理、お得な決済方法の開拓は、主にわたしが担当していますが、いい加減カオスになり過ぎたので、個人的な整理&妻への説明用にまとめておきたいと思います。どなたかのご参考にもなれば是非!
0.はじめに
大事なことだから、最初に書いておく。
お金というものは、預金残高や証券口座の評価高のままでは、ただの数字の羅列にしか過ぎず、使って初めて人生を豊かにするものだ。買うべきものがあるなら、さっさと買うべきだ。もちろん「本当に必要なのか」「より良い選択肢は無いか」は、十分考えたほうが良い。ただ十分考えた上で失敗したのであれば、悔やむよりかは「よい経験を得た」と思って、次に進めば良い。
しかし必要なときに、必要な選択を取るためには、自由に使える蓄えが必要だ。生活にとって必要なものでも、優先度の低いものは、将来の選択肢を増やすために諦めなければならないこともある。
節約は、金額が大きいものから、安く済ます方法ではなく買わずに済む方法から考えるべきだが、小さなポイントや値引きも取りこぼしなく拾っていけば、幾分なりとも将来の選択肢を増やせる可能性がある。
10円、20円のハシタ金に一喜一憂するのは時間の無駄だ。これらは「覚えていたときのついで」くらいに理解しておいて貰えればそれでよい。半ば個人の趣味なので、忘れたところで別にそれを非難したりはしない。
とまあ親父の小言みたいな文句を並べてみましたが、優先度は
- 必要なものにはキチンとお金を使う
- 要らないものは買わない
- どうせならポイントも貯める
だということを頭にしっかり入れて頂いた上で読んでくださいな。
1.資金管理について
我が家の資金の流れについて、ざっくりと整理するとこんな感じになります。
うーん。カオスだ。
これだけだと曼荼羅にしか見えないと思うので、順に説明していきますね。資金管理の体系は大雑把に
- 個人用口座(住信SBIネット銀行)
- 家計用口座(楽天銀行)
に分けて運用しています。
個人用口座
会社からの経費の立替での入金やブログの収益については個人用口座で管理し、その他は家計用口座で管理しています。家計に直接関係のある収支と、経費の立替やブログの収益については別に分けて管理するという立て付けです。
住信SBIネット銀行
個人用口座の資金管理には住信SBIネット銀行を使っています。ちょこちょこした小遣い的な支出の管理もこちら。メイン証券口座のSBI証券との連携が良かったので使っているけど、外貨預金を1円でもすると
- ATM手数料・・・5回まで無料
- 他行送金手数料・・・3回まで無料
なのは安上がりで助かりますね。
VIEWカード
Suicaは1万円を切るたびに1万円をVIEWカードからオートチャージする設定としています。VIEWカードは、Suicaへのオートチャージでは1.5%相当のポイントが付与されます。ポイント還元率は、悪くないんだけど、家計簿の自動作成をする際に何に使ったのかが良くわからなくなるので、Suicaでの決済はなるべく交通費だけにしてほしいなあ。
あとVIEWカードって、Suicaへのオートチャージをネットからボーナス一括払いに変えられるんだよね。なので手許の資金を減らさずに済むのでこれがまたなかなか便利。
アメックス スカイトラベラーカード
飛行機代・宿泊費等の支払いについては、アメックスの「スカイトラベラーカード」を使っています。
出張が多かったとき「1枚くらい、ラウンジに入れるカードがあっても良いよね」と作った年会費1万円くらいのカードなんだけど、飛行機代(と一部の宿泊費)の支払いに関しては3%のポイントがたまります。
趣味娯楽の支出や、おばあちゃん家のぶんの立て替え払いも、基本的にここから落ちるようにし、家計用口座を通らないようにしています。
家計用口座
その他のお金は、一旦総合口座にしている楽天銀行で受け取り、各口座に配分していく動きになります。
楽天銀行
給料の受け取り口座には楽天銀行を指定しています。デビットカードの機能がついてて、預金残高をそのまま支払いに使える&残高以上は使えないので、使いすぎ防止や残金管理にも便利。毎月給料を受け取ったあと、妻名義の口座に自動送金されるようにしています。
デビットカードには珍しく、1%のポイントが付与されるので楽天銀行をメインにしています。なお手数料は、給与受け取り口座に指定していると
- ATM手数料・・・1回まで無料
- 他行送金手数料・・・3回まで無料
だそうです。ATM手数料が高いので、私名義のカードは、持ち歩いてないですね。
REXカード
電話代にネット回線代、電気代などの公共料金の支払い全般には、ジャックスの「REXカード」を使っています。いわゆる「黒いカード」ね。
もともと1.75%ものポイントが貰えたのが、1.5%になり、気づけば1.25%にまで減ってしまいましたが、まあそれでも悪くない還元率です。他にもエブリィプラスとか、P-ONE Wizとかあるけど、クセがなく支払額の減額=ほぼ現金としてポイントが使えるのが一番の強みですね。
Kyashカード
また最近は、Kyashというカードにお金を入金するのにも使っています。いわゆる「青いカード」ね。このカードに入金したお金で支払いをすると、現在2%相当分のポイントが付与されます。元のREXカードと合わせると3.25%ですね。
ポイントの話だけじゃなく、楽天デビットカードと比べると
- VISAカードなので使える店舗数が圧倒的に多い
- 支払通知が即連携される
- 支払明細に即店舗名が表示される
ので扱いやすいのもポイント。ただ1日の利用上限が5万円な点は要注意。
Amazonは、最近月初にセールをやるので、このタイミングでまとめ買いするとおトク。
各種専用カード
その他のカードは、無駄に増やしても管理が面倒くさくなるだけなので、
- 年間5万円以上使う
- ポイント・割引が5%以上発生する
場合、作るようにしています。代表的なのだとパルコカードとか。このへんは、あれば使ってほしいって感じ。
ワオンカード
あと近所のイオンモールで買い物するときは、イオン銀行の口座と紐付いているワオンカードを使うと、オートチャージ時に0.5%、使用時に0.5%のポイントが付与されます。ついでに株主用のオーナーズカードを見せれば、後日3%ほどの現金還元になります。
イオンは定期的に5%オフをやっているので、調味料だの消耗品はその時にまとめ買いしておきましょう。どうせ大したことのないものしか売ってないけど、9%オフになれば買う価値はあるかも。
ゆうちょ銀行
市営ガスのガス代が、都市銀行+ゆうちょ銀行しか対応してなかったので使っています。まあでも、いざとなったときに全国津々浦々に支店があるので、有事にはネット銀行よりも頼りになるので、非常用資金もここにプール。
引き落としが失敗しないように、定期的に入金してます。
2.家計管理について
家計の管理は、全部マネーフォワードに集約されるようにしています。基本的な方針としては「細かいことは気にしない」です。
昔は、スーパーでの支払額のうち食費分と日用品分を分離する作業などもしていましたが、手間に対する見返りが少なすぎるので辞めました。基本的には全自動ですべて済むようにしているけど「ちゃんとした利益」が計算できるように、以下の点については対応してます。
減価償却について
3万円を超える家具家電や購読料などについては、一旦「償却資産」という科目に振り替えて、使用期間に応じて減価償却をするようにしています。
家賃の更新料や雑誌の購読料といって明確な期間の有るものに関してはその月数、そうでないものは、だいたいの想定使用期間をベースに費用化しています。
これで「本来発生している費用」をきちんと見えるようにしています。
なお定期代に関しても、償却資産と同じ扱いにしていたけど、そうすると定期代が支払われた月だけものすごく利益が沢山でるんだよね。それを避けるため、いまは交通費の支払月まで「定期」として資産計上し、入金月に費用化してぶつけるようにしています。
会社立替について
あと出張なんかに掛かった費用については、「会社立替」という科目を作って、「交通費という支出」ではなく「会社立替への振替」という体裁にして、普段の交通費に混ざらないようにしています。
あとマネーフォワード使ってる人に豆知識なんだけど、
— らくからちゃ (@lacucaracha) January 2, 2019
①交通費立替勘定って資産を作る
②Suicaの履歴データのうち経費精算できる交通費はその科目への振替にする
③経費精算対象&残高が分かりやすくなる(๑•̀ㅂ•́)و✧
ので、割りとおすすめ。
一度でも振替扱いにすれば、以後同じルートは、自動的に振替扱いになって便利です。そのままエクセル出力し、経理のひとに提出するファイルに加工すれば、経費申請も楽々です。(ただ同じルートを土日に私的に移動した場合などは手動でメンテしないといけないですけどね。)
3.資産管理について
資産運用に関しては、以下の4口座で管理しています。
- SBI証券
- 楽天証券
- GMOクリック証券
- 野村證券
事前に申し込んでおけば、一年間での投資額に対して、一定期間の値上がりや配当に係る税金がゼロになるNISAという制度があります。NISAは、ひとり1口座作れますが、
- 一般NISA:全部の株や投資信託が対象。最長5年・最大年120万円
- つみたてNISA:一部の投資信託のみが対象。最長20年・最大年40万円
の2種類があります。我が家では、2人共、一般NISAでの運用となっています。なお投資対象等はこんな感じ。
SBI | NISA(海外ETF)/優待株各種 |
---|---|
楽天 | NISA(国内小型株投信) |
GMO | 保険用CFD(米国VI) |
野村 | 持株会(ESOP)専用 |
GMOクリック証券では、米国VIという「保険」のようなものを買っています。普段はただ値段を下げていくだけですが、株価が暴落した時に、うんと値上がりしするため、全体の資金総額が急落することを避けることを目的にしています。
あとお給料天引きで、勤めている会社の株を買っています。ESOPという制度が導入されているため普通に買うよりもおトクではあります。
4.ポイント管理について
通販でモノを買ったり、新しいサービスを申し込むときには、「ポイントサイト」と呼ばれているサービスを経由すれば、広告業者に支払う手数料分をポイントとしてバックしてくれるサイトがあります。
多少やレートは定期的に変わるけど
- 楽天:1%
- ビックカメラ:1.8%
- ユニクロ:0.6%
などなど諸々お得な感じです。細々したのは別に良いけど、出張で泊まるホテルなんかは、1000ポイント単位で貯まるときもあるので、チマチマ貯めてます。ためたポイントは、現金やAmazonギフト券にも出来るんだけど、まとめてマイルに変えて、どっか旅行にでも行くのに使う算段です。
5.最後に
最初の方にも書いたけど、こうした細々としたポイントだのの話は「オマケ」程度に考えてもらって、本当に買うべきものは何か?をしっかり意識して貰えれば、特に何も言うべきことはないです。
色々いじくり倒しながら楽しんでいるのは、あくまで私のほうなので、もし付き合ってくれるのであれば参考にしてもらえれば嬉しいって程度の話です。
今年も良い買い物が出来る一年にしましょう!
ではでは、今日はこのへんで。