ゆとりずむ

東京で働く意識低い系ITコンサル(見習)。金融、時事、節約、会計等々のネタを呟きます。

【イラスト付】金融とは何かについて専門用語なしで説明したい

こんにちは、らくからちゃです。

なんだか最近、ニュースを見ていると毎日のように金融に関する報道を目にしますね。なんでも、『金利をマイナスにして消費者物価指数の上昇率2%を目指す』なんてことを言っています。でもそもそも、なんでそんな目標を掲げたのでしょうか?日本銀行のホームページには下記のような記載があります。

今回新たに導入した「物価安定の目標」は、日本銀行として、持続可能な物価の安定と整合的と判断する物価上昇率を示したものである。日本銀行は、今後、日本経済の競争力と成長力の強化に向けた幅広い主体の取り組みの進展に伴い、持続可能な物価の安定と整合的な物価上昇率が高まっていくと認識している。この認識に立って、日本銀行は、「物価安定の目標」を中心的な物価指標である消費者物価の前年比上昇率で2%とすることとした。

金融政策運営の枠組みのもとでの「物価安定の目標」について

どうです?分かりました?(´ε`;)ウーン…漢字がいっぱいで難しいですね(笑)。ニュースを見ていても、日常生活ではあまり使わないような言葉が色々と飛び交っていて、何だか頭が痛くなりそうです。

『専門用語』は、細かな注釈を省けて大変便利なものですが、具体的なイメージがつきにくくなってしまいます。使っている人も『x = a+bなんだから x-a=bにきまっとる』とか言いつつ『ところでxって何なの?』と聞かれると説明が難しかったりします。

さて今回は、『日本銀行は物価上昇率2%を目標を達成するためにマイナス金利なるものを導入することを決めたのは何故か?』をメインとして、金融について最低限知っておくべき知識を、なるべく専門用語を使わずで説明してみたいと思います。

お金って、目に見えないものなので、なかなか難しいところもあるかもしれませんが、頑張ってみたいと思います。え、『俺の財布の中に入っているお金は見えるぞ』ですって?じゃあまずは『お金とは何か』から初めていきましょうか。

金融とは何か

お金は人類最大の発明の一つと言っても差し支えない代物でしょう。その凄さを実感するために、『お金が無かったら?』という場面から考えてみましょう。今回は、以前GDPについてご説明したときに使った『南の島の開拓団』を例に話を進めていきましょう。

芋ばかりでは寂しいので、島民たちは米を育て始めました。そんな中、ある男が米を育てるのに最適な土壌を開墾しました。そこでは50袋分の米を撒いて育てられます。そして、ここに種を蒔くと蒔いた量の3倍が収穫できます。

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しかし、彼は種籾を持っていません。誰か余裕のある人から種籾を譲ってもらう必要があります。もし芋とか魚とか、交換できる何かを持っていれば、交換で手に入れられます。

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でも交換できるものが無い場合、どうすればよいでしょうか。せっかく開墾した土地を放ったらかしにするのはもったいないですよね?返してくれると『信用』して種籾を貸して貰うとどうなりますか?

通常の交換であれば、その場で自分の欲しいものが手に入ります。でも貸した場合、帰ってくるまで待たなければいけませんし、うまく米が育たずに帰ってこなくなる危険もあります。そこで同じ額を返すのではなく、貸した額に上乗せして返して貰うように約束します。この差分を『金利』というわけですね。

蒔いた種が3倍になるので、貸した額の二倍までは金利を払っても、この取引は実行する価値があります。つまり、下記のとおりとなります。

  • 利益 > 金利 ・・・ 事業が行われる
  • 利益 < 金利 ・・・ 事業が行われない

今回は、2倍にして返す約束で米を借りました。

金融とは、こういった『何かを貸すことが出来る人』と『何かを増やすことが出来る人』とを繋げ、本来であれば同じ時間に行われる取引を、貸し手と借り手との間でずらすことが出来るようになります。この2人の間にある貸し借りの関係を『信用』といいます。

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『ちゃんと返してくれる』という信用があれば、『何かを貸すことが出来る人』は、わざわざ自分で増やさなくても、自分の資産を有効活用することが出来ます。また『何かを増やすことが出来る人』は、手持ちの資産がなくとも、事業を起こすことが出来ます。

信用を元に、(主に貨幣ついて)余っているものを足らない人に受け渡す仕組みを『金融』といいます。金融は、限りある資源を最大限利用するための、人類が生み出した最大の発明品のひとつなんですね。

貨幣とは何か

さて無事に収穫を終えることが出来ました。予想通り、50袋分の米が150袋分になって帰ってきました。約束通り100袋分の米を返さなければなりません。引取に来るかな?と思って待っていたら、やってきたのは貸した人とは別の人でした。

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借用書は最初10袋分ずつ、合計10枚書いて分割出来るようにしておきました。その結果、もともと貸した人から借用書の一部を受け取ってきたようです。最初に米を借りた人は他のものが必要になり、その交換する物として借用書を渡しました。

島内では、彼の書いた『借用書』が、芋や魚などと同様に『米と引き換えられる券』として交換の対象として利用され始めていました。この借用書、考えてみれば大変便利です。

計算しやすい

同じ一つの共通の尺度として利用することで、『それってお米◯◯kg分?』のように利用することができ、比較検討するのが楽になりますよね。

渡しやすい

実際のお米は持ち歩くのが大変ですが、借用書であれば持ち運びも簡単です。必要な時に、必要な分だけ交換の材料に使えます。

保存しやすい

芋や魚であれば、放っといたら傷んでしまいますし、管理も大変です。でも借用書であれば、(ものとしての)価値が下がる必要はありませんので、管理が楽になります。

相手を探しやすい

利便性が非常に高いため、米が必要なわけでなくともひとまず受け取っておけば、次の交換に使えます。そうして利用する人の数が増えれば、ますますこの借用書を使うことの価値が高まっていきます。

どうです?ここまで書いたらおわかりですよね。この『借用書』こそが貨幣です。貨幣はいろんな形で成立していますが、『石のお金』を用いていた例もあります。

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(出典:ヤップ島)

とはいえ、流石にこんな大きなもの持ち歩けるわけがありませんね。こいつは所有権を示す印をつけて利用していたようです。金や銀、貝を利用していた例もあったようですが、貨幣の本質は『譲渡可能な形の信用ということに行き着きます。この辺りの議論について、より深い話を知りたい方は、こちらをどうぞ!

ちょっとだけ話が専門的になりすぎましたので、話を戻しましょう。

銀行とは何か 

さてしばらく時間が経った後、あることに気が付きます。米100袋分の借用書のうち、実際に権利が行使されたのは20袋分でした。残りは、米に変えることが出来るのに借用書のまま使い続けられました。

この『借用書』は、その他の人から見れば『お米の引換券』という風に考えることが出来ます。

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もはやお米に変えるよりも、持ち運びやすいし、他の商品とも交換できるのでそのまま使い続けるほうが便利なんですね。広く使われるようになると『後で増やして返すから、ちょっと貸してくれないかな?』なんていわれるようになりました。

手許に米も残っているので、引換券そのものを沢山作って貸し出しすことにしました。こういう商売を『銀行』といい、銀行の発行した引換券は『銀行券』と呼ばれます。

『米10袋分の権利が書かれた銀行券を貸すので、後日20袋分にして返す。』そんな約束を行います。そうすると借りた人は、色々なものと交換し、交換したものを増やし、増えたものを銀行券と交換して銀行に返します。

図6:銀行券の発行

ここでひとつ問題があります。手許にある米は、自分の50袋とまだ交換されていない80袋の計130袋分。銀行券は何袋分発行出来るでしょうか?

実際に権利が行使されたのは1/5なので、5倍分は手許に米がなくとも銀行券を発行することが出来ますね。つまり、130*5の650袋です。

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信用経済とは何か

銀行には様々な役割があります。物の貸し借りは社会の成長に大きな役割を果たします。でもいちいち『本当に返せそうなのか?』を判断するのは大変ですよね。そこで銀行は、事業の『目利き』として本当に返せそうかどうかを判断して銀行券を貸し付けます。これを『信用創造機能』といいます。

銀行券を受け取った人は、銀行にいけば米に交換できます。でも銀行は、持っている米の量よりも多く銀行券を発行しているので、『今すぐ引き換えて!』と言われても困ります。そこで、引き換えを待って貰い、その期間に応じて金利を渡します。これは間接的に『余っているものを不足している人に貸して利益を得る』ことになります。これを『資金仲介機能』といいます。

また、他の人に銀行券を渡したい場合、銀行券を銀行に預けて自分の口座の残高を減らして相手の口座の残高を増やして貰います。こうすれば、安全かつ一瞬で送る事ができますよね。これを『為替機能』といいます。

こうやって書いてみたら、いかに銀行が現代生活において必要不可欠な機能を提供しているのかがわかりますよね。銀行を中心に、直接面識の無い人との間に信用を生み出し、信用をベースに円滑に取引を行う社会の仕組みを『信用経済』といいます。

銀行は沢山ありますので、それぞれが自分の銀行券を発行してしまうと、面倒なことになりますよね。そこで中央銀行、日本で言えば日本銀行の発行したものを使っています。

銀行は◯ヶ月後に返してねという約束が成立すれば『銀行券を引き出せる権利』である預金残高を増やします。まるで、お米の引換券を発行するのと同様に、帳簿の数字をちょっと書き換えます。これこそが『お金』なんです。皆さんが、『お金』と思っているものは、その殆どがお札でも硬貨でもなくて、ただの『数字』でしか有りません。

統計データを見てみると、2016年1月現在で

  • 現金通貨 ・・・ 91.0兆円
  • 預金通貨 ・・・ 540.5兆円

となっています。さらに、定期預金なども全て含めると、1,635.9兆円の『お金』が世の中には存在します。現代の銀行は、米を引き出す権利を発行しているのではなくて、銀行券を引き出す権利を発行するようになっているんですね。

では、『銀行券』は何と交換できるのかというと、特に何とも交換することは出来ません。(強いて言えば硬貨ですけど)

かつての銀行券は、金や銀などの実際の『モノ』と引き換えられる権利が保証されていました。しかし今は、何と引き換えることも出来ません。それでも『他の人が必ず受け取ってくれる』という信用だけで成り立っています。

では、どうしてこういった仕組みになったのでしょう?

物価とは何か

経済学の喩え話でこんなものがあります。

水とダイヤモンドを比べると、水は生きていくための必要不可欠だが、ダイヤモンドのほうが高い価格で取引がされている。その理由は、水は至る所に存在するが、ダイヤモンドはごく限られた数しか存在しないためである。

何かと何かを交換するときの比率は、どちらが重要であるかではなく、どちらのほうが希少性が高いのかで決まります。

当然お金も、生み出せば生み出すほどその価値が下がっていきます。逆に言えば、物の価値が上がって行くため、一個あたりの金額は高くなります。

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じゃあ、お金を作ればどんどん物の値段は上がり続けていくのかというと、そうではありません。経済が成長するからです。生み出される物の量、GDPが増加すれば、比率は保たれます。

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ここで、『お米との引換券』のような、実際のものと交換できる権利を利用していたとしたらどうでしょうか。実際に引き出されることに備えて、世の中に存在するものの量以上のお金を作ることができないですよね。そうすると、お金の量が足らず、どんどんお金の価値があがる(物の値段が下がる)現象がおきます。これをデフレと言います。

お金の価値が上がっていくのであれば、なるべくお金を使わずに貯め込むようになっちゃいますよね?お金が使われないようになれば、商売が難しくなります。商売が難しくなると、お金を借りて事業をすることが難しくなります。そうすると金融が機能せず、余っているものが活用されなくなってしまいます。この現象を『デフレスパイラル』といいます。

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そこでモノとの交換を義務付けられていないお金、これを『不換紙幣』を利用するようになりました。これなら自由にお金を増やせます。では逆に、じゃんじゃんお金を作る(=貸す、信用創造)して世の中にお金をばらまいていけばどうなるでしょうか?

今度は、急に物の値段が上がっていきます。これをインフレといいます。多少であれば、眠っている物を活用して、どんどん経済が成長していって良いのですが、行き過ぎてしまうと『お金そのものの価値』への信用が揺らぎます。

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(引用:事例で見るドイツのハイパーインフレーション | ShareWis Press

第一次大戦後、賠償金の返済のためにお金を刷りまくったドイツでは、お金の価値が急激に減少しました。当時、工場の工員は日払いでお給料を受け取っていたのですが、お給料を受け取ると真っ先にパン屋さんに並んだそうです。なぜなら、ものの値段が毎日上がるので、少しでも早くものに代えておく必要があったんですね。

こうなると、今度は『信用経済』そのものが成り立たなくなります。

景気とは何か

ずっと、『余っているもの』というふうに書いてきましたが、その大半はモノそのものではなく、モノを作り出す労働力です。つまりデフレ状態になると、労働力が大量に余る、言い換えれば失業が発生します。

よく、『子守を共同で行う互助会』の例が、クルーグマンという経済学者の本によく出てきます。

 協同組合の答はクーポン制だった。協同組合に参加した夫婦は、クーポン10枚をもらう。1枚は子守り30分に相当する(協同組合を脱退するときには、同じだけの数を返すことになっていた)。子守りをすれば、子守られ夫婦は子守り夫婦に、その時間に見合うだけのクーポンを渡す。これにより、長い時間で見れば、それぞれの夫婦は受け取ったクーポンの数に見合うだけの子守りをこなさなくてはならない。サービスを受けて渡したクーポンを補充しなければならないからだ。

 でもやがて、この協同組合はかなり困ったことになった。平均すると、夫婦たちは引き出しに 子守りクーポンの予備を少し持っておこうとする。そうすれば何かの折に、何度か続けて外出す ることがあっても対応できる。でも、ごくつまらない理由のために、流通している子守りクーポ ンの数は、平均的な夫妻が希望する手持ちの予備の数をはるかに下回るようになってしまったのだった。

 何が起きたんだろう? 夫婦たちは、子守りクーポンの予備が減ってきたのに不安になって、 他のカップルの子供を子守りして手持ちを増やすまでは、外出したがらなくなった。でもまさに多くの夫婦が外出したがらないために、子守りをしてクーポンを稼ぐ機会も希少になった。するとクーポン貧乏な夫婦たちはますます外出を控え、そして協同組合内の子守り量は激減した。

 つまるところ、子守り協同組合は不況に陥ったのだった。そしてこれは、組合員の中の経済学者たちが理事会を説き伏せて、クーポン供給を増やすまで続いた。 このお話から何が学べるだろうか? あまりにかわいくてつまらないように思えるから「何も学べない」と思う人は、反省すること。キャピトルヒル子守り協同組合は、ミニチュアとはいえ 本物の貨幣経済だった。ぼくたちが世界経済と呼ぶ巨大システムの多くの特徴は欠いていたが、 世界経済で何がおかしくなったかを理解するために決定的な、ある特徴を備えていたーその特徴は、どうも時代を問わず、政治家や政策立案者には理解不能らしきものではあるのだけれど。 その特徴とは何か?それは、あなたの支出はぼくの収入であり、ぼくの支出はあなたの収入 になる、という事実だ。

さっさと不況を終わらせろ 

誰かが支出を行い続けないかぎり、収入は増えない。しかし、みんな『予備』を持っておこうとするから、どんどん消費量が減っていく。それに対抗するには、一定のペースで、お金そのものの価値を減らしていく、逆に言えば、物価を上げていかないと経済はとまってしまう。

そこで、『持っておいても損しますから使っていきましょうね!』という風に、中央銀行がアナウンスする行為が『物価目標』であり、日本ではそれが+2%なんですね。

物価をあげる直接的な方法は、世の中に存在するお金を増やすことです。お金が増えるためには、利益>金利でなければいけません。そこで、金利を0に近い水準まで下げていたのですが、更に下げマイナスにした。

これが、物価目標を2%にするために金利をマイナスにした理由です。

金融について学ぶということ

さーて、ちょっと消化不良感もありますが、今回は一旦この辺りで終わりましょう。というか、ここから先は、一般の人が理解するような必要もないような気がします。

さて、ネットでの話題を見ていると、定期的に『もっと金融について学ばせるべき』という意見を目にします。しかし、そこで語られる金融って『クレジットカードの仕組』だの『ローンの組み方』だの『株の買い方』だの良く言えば生活密着型、悪く言えば本質的でない気がします。

そーいや中学校の頃に習った経済ってどんなんやっけね?と思ってちょっとぐぐってみました。なんかこんなんやるみたいですよ。

だいたい、今日書いたキーワードは、かなりの部分が中学校でお勉強する内容ですw でも、しっかり勉強したはずが、どうして忘れてしまうのでしょうか?まあ、入試が終わったら学校で学んだことは全てキレイに忘れ去る習性も原因かもしれませんが、改めて見てみても、『専門用語』だけ並べて、その意味については、どうもサラッとしか取り扱っていない気がします。

『信用創造っつーのは分かったけど、そもそもお金ってどこから湧いて出た?』というところにずっと疑問を持っていました。中学生の頃は、聞いた内容が右から入って左からでる状態だったのですが、高校生の頃にこの辺の仕組みを知って、

金融ってすっげー!

と思ったのが、経済学を勉強してみようと思ったきっかけのような気がします。

わたしたちの社会は、信用と金融によって成長してきました。信用とは成長への期待であり、金融とは成長を実現するための手段です。わたしたちは、借金をしながら成長してきたのです。

どうもそういった、経済のダイナミズムに触れず、信用乗数の計算式なんっつー微妙なラインのところばかり頭に入れた結果、すぐに抜け落ちてしまうような気がします。

金融緩和をする前に、もう一度金融教育を考えなおして見ても良いんじゃないでしょうか。それこそが、今必要な未来への投資のような気がします。

さて、金融関係で分かりやすい本・・・となると結構難しいんだよなあ。今回扱ったテーマであれば、この辺がいいかもしれないけれど、ちょっと硬い感じ。

簿記だったら幾らでもふんわりとした本はあるんですけどね。

ではでは、今日はこの辺で。

追記

今回、説明用キャラクターは、妻に書いてもらいました。

わたしは、完全に素人なので、あーでもないこーでもないと注文をつけながらも、さくっと1枚5分くらいで書いてくれました。もし、こういったイラストがご入用な場合、ご連絡頂ければ対応いたしますので、もしご興味あればこちらまで!

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