ゆとりずむ

東京で働く意識低い系ITコンサル(見習)。金融、時事、節約、会計等々のネタを呟きます。

2017年3月に買ったマンガのまとめ

こんにちは、らくからちゃです。

Kindleを買ってから、なんだかものすごい勢いでマンガを読んでいる気がします。いちいちしまう場所を探したりする必要が無いのが本当に快適で快適で・・・。とはいえやはり、データの形だと『そういや何買ったっけ?』というのが分からなくなってきました。

というわけで、月ごとに買ったマンガを整理するついでに、記事にまとめてみよっかなと思います。趣味が近い方いらっしゃったら、ご参考になれば幸いです。あとお勧めあればよろしく!

第一巻発売

バイオレンスアクション

電話一つでデリバリーされてくる殺し屋は、簿記の専門学校に変わる可愛いお嬢さん。というなんともぶっ飛んだ感じの設定のお話。お仕事1回で1話といった構成作品。そちらの業界の中でも、関係者が直接タッチしたくないような込み入った案件に派遣されることが多いため、毎度込み入った事情に巻き込まれてしまう。

なんとも、命の軽い世界のお話なんだけど、その中でも『ちゃんとやろう』としている主人公の姿が好対照になっているのがまた面白い。

辺境の老騎士

『人民の騎士』として、辺境の地で魔獣の襲撃や、周辺諸国からの侵略から国を守ってきたバルド・ローエン。多大なる武功をあげ、多くの人から尊敬され、頼られてきた。しかし、その大きな存在が仇となり争いが深く予感を察知し、自ら引退を申し出て放浪の旅に出る。

全盛期こそ過ぎたものの、現役としても戦えるまま、第一線を退き自由気ままな生き方をしている姿を見ると、こんな風にアーリーリタイアできる人生を目指したいなあと思う一冊。

しかし最近の冒険譚ものって、必ずのように美味そうな料理の一節が入るのはお約束なのだろうか・・・。

初刊購入

公爵令嬢の嗜み

乙女ゲー好きの、税務署のお姉さんが事故にあって転生したのは、プレイしていたゲームの中の悪役の公爵令嬢だった。そこで攻略を目指したのは、『王子様』ではなく『領地経営』。

ざっくりとした時代設定としては、近世前期のヨーロッパって感じなのかな。多くの貴族が通う学校で、ヒロインの男爵令嬢をいじめていた敵役の公爵令嬢に転生。そこで父親に願い出て、学校を辞めて公爵代理として領地経営にあたる。

現代のビジネスや経営の知識を駆使しながら、様々な問題を抱えた領地の経営にあたるという設定は、近頃やたら多い異世界転生モノの中でも、割りとすんなり楽しめるような気がする。

雨天の盆栽

いつも周囲に合わせてばかりの女子高生の楓と、他人と合わせることは決してしない同級生の雨天。怪しい噂の多い雨天のことが気になり、その後を追った先にあったのは盆栽だった。

盆栽マンガである。ここ最近、わりとニッチな趣味の世界に関するマンガは随分と増えたけど、割りとすんなり読むことが出来る。細かな知識も面白い作品だけど、物言わぬ盆栽を通して、登場人物たちが人間関係について学んでいくところもまた面白い。

銃座のウルナ

故郷を遠く離れ、謎の蛮族『ヅード』の"蛮躍"を阻止すべく、何故か女性ばかりの辺境の地へ赴任することとなった主人公のウルナ。彼らは何が狙いなのか?全てが謎に包まれるまま、迫り来る敵と戦う。

最初に読んだときには、とにかく『ヅード』のエグいビジュアルに度肝を抜かれる。設定のすべてが何かの隠喩になっているが、その全てがまるで謎すぎて全く意味が分からない作品だが、すこしづつその世界の中に引き込まれていく。

最終的には、異文化への無理解とそれを作り出して利用する権力の構造といったところにまで話は進んでいくが、なんというか現実離れしたストーリーの裏に、うんざりするほど現実世界のドロドロがよく表現されている。

おわり

うーん、3月はあんまり冒険せずに続きモノばっかり買ってたなあ。また、新しい作品の発掘をしていきたいところですな。どなたか面白いもの見つけたら、教えてくださいな。

ではでは、今日はこのへんで。