ゆとりずむ

東京で働く意識低い系ITコンサル(見習)。金融、時事、節約、会計等々のネタを呟きます。

よう、そこの新成人 俺の言うことを聞いてくれ

そうか、今日は成人式か。

俺が成人式に出たのは、もう10年以上前のことだ。今日は色んなおっさんから、アレコレ説教くさい話を聞かされただろう。お前さんより10年ちょっとしか長く生きちゃいないが、このおっさんにも、ひとつ言わせてくれ。

今日多くの式典で、大人になることの責任とか自覚とかそんな話を聞かされただろう。その一方で、それが何なのかについて、ちゃんと理解できただろうか。簡単にまとめてやる。

大人になるということは、助けを求められること

だ。例えば、目の前で急に苦しそうにして倒れた人がいるとするだろう。

まず君がすべきことは 『おい、誰か手伝ってくれ!』と大声で叫ぶことだ。その後、みんなで安全な場所に倒れた人を移し、119番に連絡をし、AEDを探しに行けばいい。

社会に出ると、とても一人じゃ背負いきれないことが目の前で起こる。自分のことであれ、他人のことであれ、一人じゃどうしようもない事態を目の前にしたときに、見て見ぬふりをして先送りせず、率先して声をあげていくのが大人の責任だ

君たちの生きる社会は、君たちにとって生き辛いものかもしれない。

君たちはこれから、長時間労働を筆頭とした働き方の問題とも向き合っていかなければならないだろう。これらはまだ、解決されたとは言えない。それでも少しづつ解決に向けて、みんなが動き始めている。

それは、声を上げ始めるひとが出てきたからだ。

君たちひとりひとりには、この国を変えるだけの力はないだろう。でもこの国には沢山の能力を持ったひとがいる。問題を解決するのはみんなの仕事だ。

しかし、誰かが声をあげない限り、問題を問題であると認識することすらできない。特に、もはや異常な状態が常態化してしまったおっさんたちには、難しい。

だからこそ君たちには、自分のため、そして周囲の人たちのために、どんどん助けの声を上げていって欲しいんだ。

君たちの前には、これからの人生、山あり谷あり、辛いことも苦しいこともあるだろう。自分ひとりの力では乗り越えられないものもあるだろう。そんなときは、ぜひ他の大人を頼って欲しい。

ひとは一人では生きていけないから、社会を作った。君たちの幸せのために、ぜひ我々を頼りにしてほしい。我々も、君たちのことを心から頼りにしている。

それじゃあ君たちの門出が、希望に満ちたものとなることを祈念し、おっさんからの祝いの言葉としよう。

らくからちゃ