キャッシュ・フロー計算書は、
からなリます。キャッシュ・フロー計算書の作成方法として、
- 利息の支払・利息の受取・配当の受取は営業活動によるキャッシュ・フロー。配当の支払は財務活動によるキャッシュ・フロー。
- 受取利息・受取配当金は投資活動によるキャッシュ・フロー。支払利息・支払配当金は財務活動によるキャッシュ・フロー。
のいずれかを採用することが出来ます。
では、何故このような計算になるのでしょうか?それは、キャッシュ・フロー計算書の区分について理解する必要があります。
キャッシュフロー計算書上、それぞれの区分は
を意味します。
つまり、受取利息・受取配当金・支払利息を損益計算書に紐づく項目と考えると1番。受取利息・受取配当金は投資の成果、支払利息を財務の費用と考えると2番の計算法になります。
支払配当金は、損益計算書上に現れませんし、貸方項目である剰余金の分配となるため、常に財務活動によるキャッシュ・フローになります。