ゆとりずむ

東京で働く意識低い系ITコンサル(見習)。金融、時事、節約、会計等々のネタを呟きます。

2015年度 簿記試験おすすめ電卓

万年会計学徒のらくからちゃです。どうも、ヨドバシカメラなどの家電量販店に行くと、習性のように電卓コーナーにいってしまうようです(苦笑)。そこで、電卓を叩き比べてみて『もしかして、こいつが簿記検定に一番向いているんじゃね?』と思った商品を紹介したいと思います。

ツイン液晶電卓

なんと、液晶が2つついております。この液晶の使い方を簡単に説明すると、

  1. 下矢印ボタンを押すと、メイン液晶のデータがコピーされる。
  2. 上矢印ボタンを押すと、サブ液晶のデータがペーストされる。
  3. 計算切り替えボタンを押すと、入力対象の画面が変わる。

といったものになっております。

使い方

では、具体的に使い方について見ていきましょう。




といった感じで、まるでパソコンのコピーアンドペーストのように利用することが出来ます。

メリット・デメリット

ちなみに、この機能がある代わりに、たいていの電卓についているメモリー機能が有りません。メモリー機能と比較すると
-良い所:

    • 確実にメモリーに入ったのが分かる(押し間違えたかな?と思って何度も計算し直す手間が減る)
    • 内容が表示されるので、ちょっとしたメモ代わりにも使うことが出来る(計算結果の比較なんかもし易い)
    • それぞれの液晶に出ている内容を移し替えるだけなので、分かりやすい(うっかりメモリー削除し忘れて、M+できないなんてことがない)

-悪い所:

    • メモリーへの加算(M+)が出来ないので、都度都度加算していく計算には向いていない(もっとも、GT機能で代わりにはなると思いますが)

総評

本機種は、慣れの問題もあると思いますが、簿記検定用の電卓としては、かなり優秀な部類に入ると思います。他にも

  • サイズ感が大きすぎず小さすぎず扱いやすい。
  • 打鍵感がすごくいい。メカニカルのキーボードかレジのキーボードのように、しっかりとした打ちごたえがある。
  • その分、音は少し大きめ。

といった特徴があります。皆様、勉強用の電卓にお悩みでしたら、是非この機種を試して見ることをお勧めいたします。