こんにちは。らくからちゃです。
昨日は、緊急の出張で関西まで行ってきました。深夜11時頃に実家に着いて、一泊して朝帰ってきたので、実家でのんびり・・・とは行きませんでしたが、久々に吸った神戸の空気はただただ暑かったですね。
実家への予定時刻が伝えていた時間より過ぎていたので、『チェックイン時間過ぎとるで』『今度から、領収書切ったるから持ってきぃや』と言われてしまいました。経費で落ちますかね?
ワーカーホリック
今回の出張は、一昨日の夜、わたしがのんびりほぼ定時で帰宅後急遽決まったものでした。『あいつ行けるんじゃね?』と欠席裁判の上決定したようです。指示は "as soon as possible" 和訳すると『なるはや』。とにかく明日行き給えとのご命令。
この度は 幣(名刺)もとりあえず 手向山(現場入り)
紅葉(色)の錦(プロジェクト) 神(クライアント)の随に(ごきげん次第)
なんて一首詠んでいる場合では有りません。まあ、幣が無いくらいであれば、神も笑って許してくれるかも知れませんが、モバイルPCが無いのはきつい。そこで、朝一で自社へ行き、モバイルPC・通信端末を回収して急ぎ東京駅へ。
ここでいつも迷うのは『指定席にすべきかどうか』。当然は始発駅なので、普通に座席に座ることは出来るのですが、もう一つ重要な問題があるのです。それは、『窓際の席が取れるかどうか』。
何故『窓際の席』が重要なのか?それは勿論。
富士山が見えるから!
では有りません。関西人なので、富士山が見えるだけでキャッキャしてしまうのですが、江戸っ子の家内からは『このお上りさんが!』と蔑まれます。世界遺産だよ?
そろそろ真面目な話をすると、新幹線のぞみ号はN700系については窓際の座席にコンセントが配備されています。ちなみに同じのぞみ号でも、無印700系は車両の最前列席か最後列席にしか有りませんのでご注意ください。
新大阪までの移動時間は、社畜の皆様にとっては重要なワーキングタイムです。むかし、偉い人は言いました。いつまでも、あると思うな『電波』と『電池』。2時間半戦い抜くためには、兵站が重要です。面白いですよね、横に座っている人のパソコンをちら見するの。いくらなんでもそのグラフは無理でねえの?とか、一枚のスライドにどれだけ情報詰め込むんだよとか、そのアニメーション使ってるやつ初めて見たわとか、『重要!機密情報につき取り扱い注意!』とか。
そういった情報共有の精神の固まりのような『はたらくおじさん』にとって、『コンセントが使える席』を取れるかどうかは、重要なポイントになります。わたしは移動時間中くらいは富士山を見たり自由に過ごしたいので、単純に『やっべ、スマホの電池無くなりそう。Google Mapが無いと手向山まで向かえないぞと』思っていただけだったのですが・・・。
自由席の不自由
でまあ、この時間(午前10時くらい)なら多分大丈夫かなあと思い、自由席の切符だけ買って改札へGO。・・・は、いいんですが
幾らなんでも遠すぎやしませんか?(;´Д`)
自社が大手町と茅場町なので、日本橋口から入るのが一番近いのですが、自由席のある1号車から3号車ってすげえ遠いんですよねえ。固めておいたほうが便利っていうことは分かるのですが、もう少し配置に工夫は出来なかったのでしょうか。
合わせて、自由席の数ってもう少し増やせないもんなんでしょうか。いまいち、どういった考えで自由席車両の数を決めたのかがよくわかりませんね。
こういったおじさんも出てきちゃうので、指定座席が固まるように座席を埋めて、指定が入らなかった車両は自由席として開放するとか出来ないんでしょうか。
さて話を戻すと、思った以上に乗客が多いんですよね。のぞみ号も10分に一本は来るので10分待っても良かったのですが、この炎天下の中10分待つのはキツイなあと思い、既に発車ベルが鳴り始めていたのぞみ号に乗車。
窓際の攻防戦
さて、東海道新幹線は海の見える方(南側)が3列シート、富士山の見える方(北側)が2列シートとなっております。これは、上りでも下りでも変わりません。
で、乗車してみると案の定、海の見える席も富士山の見える席も遭いていません(´・ω・`)既に、色んなおじさんたちが情報公開活動お仕事をされていました。
弱ったなあと思ってみていると、海の見える方の座席の窓際にひとつ開いている席が!と思ったら、女性物のバッグが置いてありました。お手洗いにでも行かれたのかしら?と思い、3列シートの真ん中の座席に着席。ちなみに、通路側の席には、既に別のサラリーマンの方が着席し、モバイルバッテリーにスマホをつなぎ、競馬ゲームに勤しまれていました。
そこで考えました。『別に、この窓際の席の人がコンセント使うかどうか分かんないし、電源ケーブル届くし使っちゃってよくね?』。いわゆる先手必勝、先んずれば人を制す。で、息も絶え絶えのスマホちゃんに餌を与えつつ、朝も早かった上に富士山も見れそうにないので、一眠りすることにしました。
コンセント悲喜こもごも
で、うつらうつらしていると、席を外していた女性が戻ってきました。
女性は、私のスマホちゃんとつながり遭ったコンセントを一瞥した上で、かばんからMacBookを取り出し、何かを確認した上で、小さくため息をついてそのMacBookをまたかばんに戻されました。
何もみえていなーい
(画像はイメージです)
うーん、ここで目を見開いて、『もしかして電源使います?( ー`дー´)キリッ』って聞いてもいいのかもしれないのですが、それもそれで気まずい。
そもそも、このコンセントが『誰に使用権があるのか』って難しいですよね。まず前提として、『自由席は早いもの順である』というルールは間違いないでしょう。そこで問題となるのは、
- コンセントは座席と一体となっているものであり、窓際の席の人が権利を有する。
- コンセントと座席は分離して考える。ケーブルが届けば他の席のものも使ってよし。
のどちらが正解なんでしょうね?
少なくとも、わたしの横に座っていたサラリーマン氏は、『窓際でも無いのにケーブルを使うのはいかんやろ』と思っていたのでしょう。あえて、通路側を選んだことからも分かります。一方、コード類で迷惑をかけないのであれば、早い者勝ちでは?という話も無理筋では有りません。
気持よく新幹線を利用するために
ちなみに、名古屋駅につくと、通路側の席に座っていたサラリーマンの方は即効で窓際席へ移動し、モバイルPCをコンセントにつなぎ、情報(略)を開始しはじめました。わたしもすかさず、荷物をまとめて富士山側の席に移動。どうせ名古屋を過ぎたので富士山は見えないのですが、ここで働いたら負けかと思い、東洋経済をめくることに。
そして、横目で先ほどの席の隣のお姉さんを見ると・・・、かばんからMacBookを取り出し、電源ケーブルをつないで作業を始められました。なんかスマソ(´・ω・`)
さて、ヤフー知恵比べを見ていると、この『新幹線のコンセントは誰が使ってもいいのか問題』は、見えないところで結構なテーマとなっているようです。
- 新幹線 A席 コンセントの権利 - 出張からの帰り、新幹線のA席にのってま...
- 新幹線のマナーについて - 最近仕事で関西出張が頻繁になってい...
- 新幹線のコンセントについて新幹線のカテを見ていると結構コンセントのトラ...
確かに、自由席ならまだしも、指定席でなんとか窓際を確保したぞ!って人にとっては、ちょっとイラッとしてしまいますね。
『みんなで協力して、気持ちよく使おう!』なんて眠たいこと言っているひとも居ますが、見知らぬ他人とのコミュニケーションがゴキブリよりも嫌いな日本人に対しては無茶な話でしょう。何点か見ていて一番よい解決策は、『タコ足持ち歩いて、必要ならばみんなで使えるようにしとけば?』ということみたいですね。
いまやキレやすいことで有名な日本のサラリーマンが、暴れて社内でトラブルを起こさないためにも、全座席にコンセントを設置するか、タコ足を配備するかしたほうが良いのかもしれませんね(電源的に持つかどうかまでは分かりませんが・・・)
ではでは、今日はこのへんで
追記
なるほど。電源タップを持ち歩いておけば、通路側しか空きがなくても気兼ねなく充電できるし、窓側に座れた時も、一段上のコンサルタントとして行動出来るわけですね!( ・`ω・´)
かばんに一個忍ばせておいても良いかもしれませんね♪
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