国民審査と一票の格差
まず、これってどの程度周知されているんだろう。
Q4.よくわからないから何も書かずに出せば、「信任した」ことになるということ?
そうです。なので、有権者の選択肢としては、
・「×をつけて、不信任を表明する」か、
・「何も書かずに、信任するか」
・最初から用紙の受け取りを拒否するか(よくわからない場合や、参加したくない場合)
の3つです。
少なくとも俺は知らんかったよ。投票所でテストしてみたら中々面白いネタになると思うけどね。
あと、これも酷い話だ。
一部の裁判官を“不信任”、残りを“棄権”するという選択肢も与えられておらず、不信任の人だけに×をつけ、よく知らないからと×を付けなかった残りの裁判官は信任したとみなされてしまうのも、意図せぬ信任を生みやすいわかりにくい方式です。
どう考えても、信任されることが前提としか思えん。
結論は
- 信任不信任の意思表示はしっかりしよう。
- 判断できないと思ったのなら、せめて紙は入れずに捨てよう。
- 少なくとも、信任・不信任・棄権を候補者ひとりひとりに対して切り替えられる制度になるよう行動しよう。
ってことなんかね。