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ゆとりずむ

東京で働く意識低い系ITコンサル(見習)。金融、時事、節約、会計等々のネタを呟きます。

結婚0周年記念日


こんにちは、らくからちゃです。

私事ではございますが、本日婚姻届を提出してまいりました。f:id:lacucaracha:20160105103916j:plain

いやあ、こういう手続は色々と難しいですね。あっちの窓口、こっちの窓口、いったりきたりしながら、この手続きはあの手続きが終わってからとか、もー大変でした(笑)。せっかく、お揃いの印鑑も用意したのに、結局今日は使う機会がなく、『旧姓の方でおねがいしますね』と言われ、文具屋まで走ってしまいました。

完全に個人的なことなので、わざわざ書くようなことでも無いかな?とは思ったのですが、思うところがありまして、画面に向かっております。

まずは、ちょっと思い出話でもさせてください。

 わたしが妻と出会ったのは、今から10年とちょっと前のことでした。その頃、受験に関するあれこれが一段落し、『どれ、古巣にでも顔を出してみるかな』と2年か幾らかぶりに、かつて入り浸っていたネットのコミュニティに顔を出して見たんですね。そうしたら、知っている人はだーれも居ない。昔よくつるんだ人に連絡してみても、ほとんど連絡は取れませんでした。

まあ慣れっこだったんですけどね。それまで、ネットでもリアルでも、あんまり深い人間関係を築こうとしてきていませんでしたし、その時も『そんなこともあるよね~』と軽く流すつもりだったのですが、何故か悲しくなっちゃったんですよね。誰とも交わらず、ひとりでやっていくつもりだったのですが、どうにもこうにも寂しくなって、ちょっとまた別のコミュニティに飛び込んでみたんです。

そこは、元々妻が『誰かと仲良くなりたいなあ』と作った場所でした。しばらくすると、『ラウンジでやれ』なんて言われながらも、妻のやんわりとした運営が良かったのか、沢山の人が集まるようになりました。そして、10年とちょっと、みんなでオフ会をすることになりました。当時神戸に住んでいた私は、東京の祖父母の家で年越しをするという名目で東京まで向かいました。

妻は、自己評価がひじょーに低いので、『可愛くなくてごめん』などと良く言っていました。一番最初に、妻と会った時の感想は、『あ、話しやすそう』って感じだったかな。美人とか可愛いとかでなく、一緒にいて落ち着く、駄目な私でも受け入れてくれる。そう思える女性でした。その頃、妻と私は、個人的な悩みで一対一の連絡を取っていました。みんなでゲーセンに行った時、二人で抜けだしてあれこれ一緒に話したのを今でも覚えています。

神戸に戻り、ちょうど今から10年前の今日、わたしは家内に交際を申し込みました。なんなんだろう。わたしも高校生だったので、そーいうことへの興味もあったのですが、それ以上に『もっと一緒にいたい』『この関係は失いたくない』という思いが強かったんですね。

すべてが手探りでした。お互いに『異性と付き合う』ということは初めてでしたし、遠距離恋愛ということもあって、『普通の恋愛』の話を聞いてもあんまりピンときません。『普通のカップルって何してんだろうね~』なんて話しながら、あれこれ楽しく過ごしていたような気がします。

もうお金なんて全然なかったので、片道4000円の夜行バスと一泊1000円で泊まれるネットカフェを頼りに、年に数回、アルバイトでお金を貯めて、短い時間を一緒に過ごす。そんな日々を過ごしました。

その後、私は幸い東京の職場に就職することが出来ました。会社には、六畳一間で風呂トイレ共同食堂ありの、割りと古き良きタイプの『社員寮』がありまして、わたしはそこに入寮しました。神戸から比べるとずっと近くなったのですが、妻の家からは2時間近く時間の係る『中距離恋愛』になりました。

しかし、毎週会える関係になり、二人で東京中を遊びまわったり、時間のことを気にせずすごしたり、こっそり社員寮に泊まったりと、そんな生活へとなりました。

寮では3年間を過ごす中で、二人で生活するのに調度良い家を見つけることができ、今から3年ほど前に、今度は毎日会える関係になりました。本当はその時に、婚姻届を出しても良かったのですが、ちょっとだけ厄介な問題がありました。

妻は現在、二級障害者として、障害年金を受給しています。

あわせて、諸々の行政の支援を受けさせて頂いております。しかし、わたしと同一世帯となると、わたしのような安月給の平社員であっても『高所得者』という扱いになり、負担額が大きく上がります。

確かに、もっと厳しい生活をしている方から見たら十分恵まれた方であるという自覚はあるのですが、こういう状況の中、可能な限り貯金はしておきたいなあと思う所もありまして、ちょっと一旦保留にさせて頂いたんですね。

ただ今後のライフイベントのことや、妻に公的な身分保障が無いことを考え、いい加減ちゃんとせねばと思い、ちょうど交際10年目の節目の日に、婚姻届を提出してまいりました。

本当に、色んな人の縁と支えによってここまでたどり着くことが出来ました。誰がというわけではないのですが、ネットを通してすれ違った無数の『名無しさん』たちにも大変お世話になりました。

わたしのブログに頂いたコメントを見ていると、恋愛や交際についてかなり悲観的なものをチラホラと見かけます。わたしも、どちらかというと『リア充』よりも『非リア』に近い属性の人間だと思っていますが、ふとたどり着いた場所で始まった関係から、今日のこの日を迎えることが出来ました。

決して、一般化出来る経験ではないのかもしれませんが、もし10年前の自分のように『きっと自分は恋愛したり結婚したりすることはなく生涯を終えるのかな』と思っているひとたちが居れば、なんらかの参考になれば、と思い書かせて頂きました。

二人合わせても一人前未満の、割れ鍋に綴じ蓋の二人ではありますが、今後ともよろしくお願いいたします。

2016年1月5日