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ゆとりずむ

東京で働く意識低い系ITコンサル(見習)。金融、時事、節約、会計等々のネタを呟きます。

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神戸弁って知っとぉ?



こんにちは、らくからちゃです。

ここ暫く、毎週のように泊まりで豊橋まで出張に来ております。新婚さんなのに一緒のお布団で寝られないなんて弊社死ね!なんて贅沢を言ってられない社畜の身分が悲しい今日このごろです。

それはさておき、お客様は、地元の方がほとんどで、『あー、これがかの有名なじゃんだらりんってやつかー』なんて思いながら聞いていたところ、愛知の星こと大親友のヒトデ君が大変分かりやすい解説を書いてくれました。

これで打ち合わせもバッチリ( ´∀`)bグッ!

中級編・上級編も首をゴムゴムにしてお待ちしておりますので、よろしゅう頼んます!

しかしこうやって、ネット空間に色々な情報が増えていくのは嬉しいもんですね♪ここはいっちょわたしも、地元の方言について書いてみたいと思います。

今でこそ千葉県ライフを楽しんでおりますが、わたしは物心ついたときから大学卒業まで兵庫県神戸市西区で過ごしました。というわけで、今日は『神戸弁』について書いてみたいと思います。

神戸弁って知っとぉ?

 へ?神戸って関西弁とちゃうの?と思ったあなた!Cカップ好きと同じくらい、限りなく正解に近いです。実際問題、神戸市民のほとんどは、いわゆる『関西弁』でしゃべります。ですが、神戸っ子の使う関西弁は、ほんのちょっとだけ大阪のひとと違うところがあるのです。

その特徴は、ずばり語尾!

神戸っ子の使う言葉は、語尾を伸ばすような言い回しが多くあります。例えば、

  • 標準語:知ってる?
  • 大阪弁:知っとる?
  • 神戸弁:知っとぉ?

みたいな感じになります。他の例を上げると

  • ようけ食べよる → ようけ食べよぉ
  • さき寝とるよ → 先寝とーよ

といった感じになります。その他にも細かい言い回しの違いとして、

  • 大阪:けーへん
  • 京都:きーへん
  • 神戸:こーへん

といったものや、細かい表現やイントネーションの違いもありますが、よく言われへんと分からへんくらいの違いです。まあだいたい、神戸(三宮)から大阪(梅田)までは、新快速に乗れば26分でいけてしまう距離ですし、言葉そのものについては、ほとんど差が生まれる余地は有りません。

だけど、神戸を離れて気がつく、『これ神戸だけやったんかいな』といったものは色々とあるんですよね。

神戸用語事典

まずは第一弾、『荒ゴミ』。多分なんのことか分からないですよね(笑)。他の地域でいう、所謂『燃えないごみ』のことです。なんでこんな言い方をしていたのかは不明ですが、意味がわからんということもあってか、最近は『燃えないごみ』に呼び方が変わった模様。ワケトン(神戸市のゴミ分別キャラクター)もそう言っとぉで。

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お次は『日番』。どうやら他の地域では『日直』というらしいことを知ったのは、小学校3年生位だった気がする。なんかおかしいなーっとは思ってたんだけど、どうやらこの呼び方をするのは神戸だけらしい。

 

学校絡みでもう一つ、『油引き』。神戸の学校(小学校・中学校・高校)は、基本的に『土足』です。これは、全国的にはかなり珍しいらしい。なので『下駄箱』という文化も無いんです。そんで、土足だと土埃が舞ってしまうので、それを抑えるために定期的に床に『油』を塗るイベントがあるんだけど、これが『油引き』。

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(出所:油引き - 鹿の子台小学校

 

学校絡みであとひとつ、『神戸ノート』

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(出典:神戸の小学生が使うノート | ∞Paty Kobeの制作日記

神戸の有名なスポットが表紙になったノート。神戸の小学生は、学校ではみんなこれを使い、転校生とかが虫の表紙のノートとかを使ってたら珍しがられる。だって文房具店には、基本的にこれしかなくて、他のノートは売ってないから。

勿論、これが神戸でしか売っていないってことは、子供の頃から知っていたけ。でも大阪には大阪ノートがあって、東京には東京ノートがあるんやろなあ。どんな表紙なんやろか。見てみたいなあと思っていたので、神戸にしか無いと知って、ちょっとがっかり。

 

食べ物関連からもひとつ。神戸はスイーツやステーキやら美味しいものは色々とあるけれど、え、これって神戸にしかないの?と思ったのが『いかなごのくぎ煮』

東京では、「こうなご」って名前でスーパーに並んでいる「いかなご」という魚を醤油やみりん、生姜などで似て作る佃煮の一種。丁度この時期がシーズンなんだけど、もうこの時期になると、ご飯のおかずがこれだけになるくらい大量にみんな作る(笑)。

あまりにみんな作っているから、全国的なものかと思っていたら、神戸のそれも明石よりのごく狭いエリアでしか無い文化らしい。

ご飯のお供にお酒のあてに、さいこーの食べ物なのになあ。

 

最後に神戸っ子にとって一番重要な用語。『山と浜』

やっぱみなさん、神戸って聞くと、ぱっと思い浮かべるのってこういった感じの景色じゃないでしょうか?

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(出典:神戸メリケンパークと神戸港[壁紙写真集-無料写真素材]

神戸の街は、六甲山系の山々と、瀬戸内海の間に挟まれて、横長い形になっている。神戸の市街地では、ちょっと大きめの通りにでればどこでも山が見えるし、ちょっと高いところに見えば海もよく見える。

なので、神戸っ子が場所を教えたり地図を見るときは、『北・南』ではなく『山・浜』という表現をよく使うんですよね。そのため、山が見えない上に、海が西側にある大阪に行くと、大混乱するひとも居たりします(笑)。

神戸っ子が神戸のことが大好きなワケ

さてこんな話をすると、『そんなこと言ったって、神戸って大半が山でしょ?』とか『神戸は田舎』とか言われることがあります。確かに、地図を見てみると、神戸市の面積の多くは木々に覆われています。

 でも、それこそが神戸の良い所でもあり、神戸市民の誇りでもある気がするんですね。わたしなんかは、『神戸は田舎』と言ってもらえると、『よう分かっとーやん』と嬉しくなってしまいますねw

神戸は、天然の良港である神戸港にも恵まれ、明治以降に多くの外国人が居留地を作りました。その後、ネスレやP&Gといった国際的な企業が神戸に拠点を構えました。また、造船業を中心に重工業も栄え、

  • 川崎重工業
  • 三菱重工
  • 神戸製鋼

などの企業も拠点を構えました。重工業だけでなく、アシックスやワールドなどのアパレル企業、フジッコや伊藤ハムなどの食品業などなど、多種多様な企業が活躍する街になりました。

特に『より安いものをより安く』を掲げる自由主義の塊のようなダイエーと、『一人は万人のために、万人は一人のために』を掲げる日本最大の生活協同組合であるコープこうべが、競争の中でお互い切磋琢磨していったのも、中々面白いところですね。

元々が狭い土地ですので、神戸市は山を切り崩してニュータウンを作り、発生した土砂で海辺を埋め立てて、更に土地を増やす『山、海へ行く』という政策を進めました。その歴史は、このサイトが中々興味深いです。(いいですね、こういう昔ながらのサイト)

homepage3.nifty.com

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(参考:ろくあいひすとりー

こうやって作られたニュータウンには、全国各地から沢山の人がやってきました。

神戸のいいところって、そういった歴史的背景も全部ひっくるめて、『多様性を受け入れる文化』だと思うんですね。

山もあれば海もある。ヨーロッパやアメリカから来た人たちもいれば、南京町には華人もたくさんいる。街を歩けば、色んな会社やお店があるし、色んな地域からやってきた人がいる。

神戸っ子は個人主義的な人が多い、なんて言われ方もするんだけれど、それはきっと色んな選択肢があるからなんだと思う。山に登りたければ摩耶山ならすぐにいけるし、海に行きたきゃちょっと須磨まで行けば海浜浴場もある。市内で、スキーも温泉もいちご狩りも出来てしまう。

多様な環境の中で、みんながやりたいことをやりたいようにやれる街。それこそがまさに、神戸の『住みやすさ』なような気がします。

もし機会があれば、是非、神戸のええとこをご案内させてくださいなっ。

神戸の法則 (リンダブックス)

神戸の法則 (リンダブックス)

 

ではでは、今日はこの辺で。