ゆとりずむ

東京で働く意識低い系ITコンサル(見習)。金融、時事、節約、会計等々のネタを呟きます。

エスプレッソマシンで幸せほろ苦生活

こんにちは、らくからちゃです。

何だか急に寒くなってきましたね。こう寒くなると、暖かい飲み物が欲しくなりますね。ところでみなさんは、紅茶とコーヒーだとどちらのほうがお好きでしょうか?わたしは、両方良く飲むのですが、コーヒーを飲む際は、専らエスプレッソかカフェラテで頂いております。

そういや先日、こんな記事を読ませて頂きました。

意外と知らない方も多いようですが、いまやエスプレッソマシンって、家庭用のものなら、数万円単位で購入することが可能です。

今週のお題「今年買って良かったモノ」

とのことですので、普段利用しているエスプレッソマシンについて、ちょっと紹介させていただきたいなあと思います。

エスプレッソとドリップ式コーヒーの違い

 シアトル系カフェのおかげで、割とメジャーになった『エスプレッソ』ですが、念のため、いわゆる『ドリップ式コーヒー』との違いについて振り返ってみましょう。

『コーヒーメーカー』というと、よく見るものはこういった形のものだと思います。

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このタイプのコーヒーメーカーは、コーヒー粉をフィルターにセットし、その上から湯を通し、湯が自重で落ちてくる過程の中でコーヒーを抽出するといったものですね。あとはこういった理科の実験器具みたいな感じのサイフォン。

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あまりメジャーではありませんが、紅茶を淹れる時にも使うフレンチプレスも、コーヒーを入れるのに使う機材としと利用されるようですね。こういうやつね。

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形状は色々と有りますが、基本的にはコーヒー粉にじっくり湯をひたし、それがコーヒーとなります。

一方、エスプレッソマシンは、高い圧力をかけ、短時間でコーヒーを抽出します。色々なタイプがありますが、一番理屈が分かりやすいのはこういったタイプですね。

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この機械の構造と動作原理ついて雑に説明するとこんな感じになっています。

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コーヒー粉は、機械の中央部にセットし、下の部分に水を入れます。このマシンは、その状態で火にかけるのですが、そうすると蒸気が発生します。その蒸気の圧力で、湯がコーヒー粉を通り、エスプレッソとなります。高い圧力をかけることで、短時間かつ少量の湯で抽出され、雑味が少なく、濃厚なエキスが抽出されます。

特に、フィルターを通さないため、コーヒーに含まれる油分がそのまま抽出でき、よりコーヒーの美味しさを活かすことが出来る、とも言われています。エスプレッソ式ですと、抽出された時に油分が泡立ちビールのようになりますが、これは『クレマ』と呼ばれています。クレマがあることによってコーヒーの香りが閉じ込められ、よりおいしくなる・・・、なんて話もあります。

エスプレッソ・モカマシーン

わたしが初めてエスプレッソマシンを購入したのは、今から5年ほど前の新入社員の時。新入社員研修が眠くて仕方なかったため、『朝コーヒーでも飲んだらシャキッとするかしら? 』と思いコーヒーメーカーの購入を検討したのですが、『どうせ買うならエスプレッソが飲みたい!』と思い、購入したのがこちら。

DeLonghi エスプレッソ・モカマシーン 【電気式/保温&自動オフ機能付】 EMK2J-S

DeLonghi エスプレッソ・モカマシーン 【電気式/保温&自動オフ機能付】 EMK2J-S

 

 実はエスプレッソって、コーヒー豆を深煎りにする上、抽出時間も短いためカフェインの含まれる量は少ないとか。でも、そんなの関係ねえ!うまいコーヒーが飲めりゃあいいんだよ!と、本末転倒なことを考えながら愛用していました(笑)

こちらの商品ですが、ばらしてみるとこんな感じ。さっきの絵で、下の火の部分が電気ヒーターにかわった感じですね~。

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水を入れ、コーヒー豆をセットし、ボタンを押すだけ。あとは放っておけば勝手にエスプレッソの出来上がり。

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デロンギ EC200N-B

モカマシーンは、なかなか便利だったのですが、毎回毎回、粉をセットするのがちょーっとだけ億劫になってしまったんですね。そこで、モカマシーンのほうは職場に持って行き、代わって自宅用にしたのがこちら。

デロンギ エスプレッソ・カプチーノメーカー ブラック EC200N-B

デロンギ エスプレッソ・カプチーノメーカー ブラック EC200N-B

 

 こちらの商品の特徴は、『カフェポッド』と呼ばれる、コーヒー豆をフィルターに入れたものを利用することが可能です。セットするだけなのでお手軽簡単。ポッドは、一個40円くらいで、通販などで販売されています。あと、牛乳の泡立て機能もついており、カプチーノも作れる、ということで購入しました。悪い商品では無いと思うのですが、実際に利用して『なんだかなー』と思ったところが何点か有りました。

モカマシーンは、

  1. 豆をセットする
  2. 水をセットする
  3. ボタンを押す
  4. 出来るのが待つ

と、準備さえすればあとはボタンを押すだけです。一方こちらのマシーンは、

  1. 水をセットする
  2. 豆をセットする
  3. 余熱モードに切り替える
  4. 余熱モードが完了するまで待つ
  5. ボタンを押す
  6. タイミングを図って止める

と、途中で待ち時間や人間の判断でマシンを操作する必要があります。

またカフェポッドは、コーヒーオイルがフィルターに吸われてしまうのか(?)豆で淹れたほうが美味しい気がします。あと、牛乳の泡立て機能は、掃除が大変でほとんど使っていません(笑)。

まあ手間はかかりますが、いまでも便利に活用させて頂いております。

 豆は、KALDIさんの200グラム約600円のエスプレッソ用の豆で淹れていますが、わたしには十分美味しく頂けます。また、グラインダーを買うほどの拘りはないのでお店で挽いてもらっていますが、通常のエスプレッソ用より、少し細かめにしてもらっています。

邪道かもしれませんが、『どろっどろになったエスプレッソ』が好きなんですよね。より長い時間をかけて、コーヒーオイルぎとぎとの、『べたつく感じのエスプレッソ』を目指していますが、その為には少し細かめに挽いてもらうのが良いみたいなんですね。KALDI標準のグラインダーでは、エスプレッソは4番というモードになるようですが、それを3番にしてもらっています。

一応、こんな感じでクレマらしきもの(?)も出ています。 

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ちなみに、ランニングコストは、一回20グラム(2杯分サイズ)の豆を使いますので、600円÷200g*20gで60円くらいなのかなー。

ハンドプレッソ

職場では、モカマシーンをずっと愛用していましたが、3~4年使った頃に、電気系のトラブルで故障してしまいました。修理に出しても良かったのですが、ちょっと違うものにも挑戦してみたいなあと思って購入したのがこちら。

小型エスプレッソマシン ハンドプレッソ ハイブリッド DHPHPHB1BK

小型エスプレッソマシン ハンドプレッソ ハイブリッド DHPHPHB1BK

 

手動式エスプレッソマシーンという中々斬新な商品です。前に紹介した2つは、水を沸かす際に生じる蒸気の力で加圧するという原理になっています。一方こちらは、自転車のタイヤに空気を貯めるのと同じ要領で空気を貯め、それを開放する圧力で、一気に湯をコーヒー粉に通すという仕組みになっています。

メリットは、サイズが小さいこと。500mlペットボトル一本分くらいのサイズなので、設置にあたって場所を考える必要はありません。

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(出典:製品仕様 ハンドプレッソ高さ比較 | ハンドプレッソオフィシャルサイト)

あとは、電気を使う必要がないので、その気になればエスプレッソの野点をすることも可能です(しねーと思うけどw)。もっとも、熱湯が別途必要なので、実際に野外で活用することは難しいとは思いますが、会社の給湯室で利用するには良いですね。

ちなみに分解してみるとこんな感じです。

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本体の丸い部分に熱湯をセットし、その上に豆を詰めたフィルターをセットする。そして、蓋を閉めて、30から40回ほどポンプをしゅこしゅことし、抽出ボタンを押せば、30秒ほどで出来上がりです。

出来上がりはこんな感じ。

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正直なところ、若干『エスプレッソっつーより、濃い口のコーヒー感』はあるのですが、カフェオレとしては美味しく頂けております。また、単純な構造なのでお手入れも簡単です。ちなみに、フィルターの豆を外すときは、あまりお行儀は良くないのですが、後ろから息を吹きかけてやれば、『ポン』と簡単に取れます(笑)

なおこちらの商品、よく売れているのか、わたしが購入した時は8,000円くらいだったのが、最新の価格で14,000円ほどとなっております。クリスマスシーズンに入ると、更に値上がりするかもしれませんので、欲しい方は早めが良いかもしれませんね。

色々紹介させて頂きましたが、どこかの誰かのお役に立てば幸いです。

ではでは、今日はこの辺で。

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