こんにちは、らくからちゃです。
今日は、妻と一緒に日暮里まで遊びに行ってきました。日暮里と言えば、布の街。妻が洋裁をするので、次の作品を作るための布を見に行ってきましたが、色んな布が見れて楽しめましたヽ(=´▽`=)ノ
普段はネットショッピングでも、こういうのは実際に見て選びたいもんですな―。
わたし、あまり行かない街に行くと、不動産屋さんに張り出されている物件情報を覗きこみながら『この街はどんな人が住んでいるのかな?』と妄想する癖がありまして、今回もほへーと思いながら色んなお家の情報を眺めておりました。
ターミナル駅ですので、城北エリアの情報が広く張り出されていましたので中々楽しめましたが、なーんか足立区はちょっと家賃が安めな感じでしたね。
お国自慢と地域差別
巷では、何かと悪いイメージがついてしまった足立区。そういや、こんな"煽り本"もありましたね。
ネット上の声を見ていても、『東京のヨハネスブルグ』とか中々の言われっぷり。この手の地域ネタって、手軽に話のネタに出来る一方、ほうっておくと結構危険な感じもするんですね。
『履歴書に足立区立◯◯小学校卒業とか書きたくない』なんて声が出てくるラインになると、ちょっとマズいのかなあと。非合理な差別や偏見って、常に合理的な区別と視線がズレていくことで生まれていくので注意したいもんです。
履歴書とは何を書くべきものぞ
それはさておき、そういや履歴書に書くべき『学歴』って、どこからなんだっけ?と思ってググってみましたところ、割りとこんな意見が一般的でした。
履歴書の学歴欄の書き方をインターネットで調べると、「中学校から書く」「小学校から書く」など様々な情報があり何が正しいのかわからない方も多いでしょう。結論としては
- 職歴がない方は小学校から書く
- 職歴がある方は中学校から書く
このように覚えておくと良いでしょう。理由としては
- 小学校の学歴はあまり重要視されていないこと
- 履歴書の空欄が目立たせないこと
これらの理由から職歴がない方は小学校の学歴で空欄を目立たせないため、職歴のある方は職歴があるため空欄が目立たない、そのため小学校の学歴を書く必要はない。このようになります。
くっだらねー!
義務教育の学歴って必要か?
我が国では小中学校までは義務教育ですので、帰国子女等や特殊な事情がある人を除いてほぼ全ての人が履修済みでしょう。病気などの事情も無い限り留年もほぼあり得ないし、学校によって教育内容が大きく変わることもないはず。
一方、私学や付属校を除けば、通学圏が非常に狭い小学校・中学校を記載することは、その人の"生まれ育った地域"という非常に繊細な個人情報を採用担当者に伝えるということになります。
それ、採用に必要な情報ですかね?
ちゃんと批判されるようになった『血液型』なんかもそうだけど、本人の選択とは全く関係なく(たとえ何らかの因果関係があっても)不用意なレッテル貼りに繋がる可能性のある情報を記載させちゃいかんでしょう。あと社長の出身中学と同じだから採用!とかもね。
それともなんだったら、
- 幼稚園に通ってたか保育園に通ってたのか
- 親の職業は何か
- 賃貸か持ち家なのか
まで書かせます?それが"参考になる"なんて会社はお断りしたいところですがね。
悪い芽は早いうちに
『部落差別』なんて言葉も、わたしたちの世代では耳にしなくなってきましたが、都市と地方の格差が広がり、親から子供への貧困の連鎖も問題となりつつなる昨今において"生まれ育った地域の情報"が、再び差別の対象になる危険性は十分に高まっているように思えます。
法律で禁止するようなことではないかもしれませんが、『一般常識・マナー』の範囲からでも、履歴書同封の書き方ガイドに"不必要なことは書かないようにしましょう"と書くとか、"生年月日で分かる小中学校卒業年一覧”を辞めるあたりからはじめていっても良いかもですね。
だいたいめんどくせーじゃん。
ではでは、今日はこのへんで。