こんにちは、らくからちゃです。
行楽シーズンまっただ中ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?わたしは、二泊三日で長野県までぶらっと遊びに行ってまいりましたヽ(=´▽`=)ノ
"思い立ったが吉日"で、地図をペラペラめくりながら『なんとなく行ってみたいところを無計画にぐるぐると廻る』旅行でしたが、思った以上に楽しむことができました。色々とツッコミどころ満載だと思いますが、何かの参考になれば幸いです。
なお本記事は、下記の記事の続き。3日目の内容になります。
8:30 松本城
翌日は、朝から国宝松本城へ。上田城のような無料駐車場は見当たりませんでしたので、お城近くの市営の駐車場に停めました。
『お城の近所まで行けば食べる所くらいあるだろう』くらいに考えていたのですが、なーんもないんですよね。結局、駅前近くまで戻ることになりました(お蕎麦は美味しかったです)
さて、気を取り直してお城に突撃です。
日本各地に『お城の跡』は残されており『天守閣』もありますが、創建当初から残っている『現存天守』は12個しかありません。真田丸で出てくる大阪城なんかは外にエレベーターまでついていますもんね。中でも、国宝に指定されているのは姫路、犬山、彦根、松本の4つだけです。
でも怒らないで聞いてくださいよ。ド素人の感想なんですけどね。
なんか弱そう(´・ω・`)
石垣も低いし、堀も浅いし。いかにも『実戦を耐え抜いてきました』って感じのする上田城を見た後だと、弱そうに見えるんだよなあ。逆に、戦火に巻き込まれること無く残ってきたからこそ、その姿を今に遺すことが出来たのかもしれませんけどね。
そんなことをぼやきながらも、立派な門を見て興奮。門を抜けると本丸跡の広場です。本丸は火事で燃えてしまったそうですが、よく天守に延焼せずにすんだもんです。
中を歩いていると、こんな看板が。えーっとなになにーっと思って読んでみると
天守閣が出来たとき、加藤清正が完成祝いにやってきた。城主の石川康長は、二頭の馬を出し『どちらか好きな方をあげるよ!』と言った。それを聞いた清正は『あなたほどの目利きが選んだ馬に優劣が付けられるわけがない。二頭とも頂戴する。』と二頭とも持ち帰った。これを聞いた人々は、さすが清正公!と感心した。
感心してんじゃねーよ!
しかも、微妙にいい話風にしてんじゃねーよ!完全に馬泥棒じゃねえか(゚д゚)ゴルァ
これ小学生が聞いたら『コンソメとうす塩。選べる訳がない。』とか言って絶対に真似するやつじゃん。などと憤りを覚えながらも天守閣へ。
結構細かな火縄銃の解説がありました。
何故この人は素っ裸で馬に乗っているのでしょう・・・。
これもまた味のあるオジさま。
最上層まで登るのは結構たいへん。天井を見ると神棚がありました。しかしいい柱だなあ。
山の景色もよく見えます。
12:00 諏訪高島城
松本城を堪能した後は、この旅で3つめのお城、諏訪高島城を目指します。松本から諏訪までは、高速道路で約30分。途中のパーキングエリアから糸森湖諏訪湖が良く見えました。
糸森湖かと思ったら諏訪湖だった pic.twitter.com/pXpRxyEbaG
— らくからちゃ (@lacucaracha) 2016年11月5日
いやー、さすがモデル(のひとつ)だけあってよく似てますね。
高速を降り、湖畔近くにある諏訪高島城を目指します。お城のすぐ側にある市役所の前に無料の駐車場があります。
このお城は、一帯を支配した諏訪氏によって築かれ、その後紆余曲折ありながらも諏訪氏の手に戻り、以後諏訪藩の政庁として用いられました。天守閣は1970年に再建され、中はコンクリートづくりの資料館となっています。
今まで巡ってきた2つの城と比べると、歴史的な知名度も低く、城としての見応えはあまり有りません。辺り一帯の歴史を簡単に理解するにあたり非常に分かりやすく展示がされており、この城に対する思いの伝わってくる内容でした。
展望台からは、諏訪湖の景色もよく見えます。諏訪観光の際に、最初に訪れる場所としてはベストだったような気がします。
13:00 諏訪大社下社 秋宮
ちょうどいい感じに町の歴史の勉強もできましたので、勉強したてホヤホヤの諏訪大社へ向かいます。この『諏訪大社』は4つの社から構成されるちょっと変わった神社です。
- 上社本宮 (かみしゃほんみや)・・・長野県諏訪市中洲宮山
- 上社前宮 (かみしゃまえみや)・・・長野県茅野市宮川
- 下社秋宮 (しもしゃあきみや)・・・長野県諏訪郡下諏訪町武居
- 下社春宮 (しもしゃはるみや)・・・長野県諏訪郡下諏訪町下ノ原
ちなみに『上・下』は諏訪湖に流れ込む川の上流にあるか下流にあるかの違いで、地図で見た場合は、上社が下に、下社が上にあります(ややこしい)
本当は、四社とも回ればご利益があるそうなのですが、時間の関係上またのお楽しみに残しておいて、まずは下社秋宮を目指します。
境内自体はそれほど広くありません。生田神社くらい?(神戸っ子しかわからんか...)
手水のところにお湯がありました。珍しい。
立派なしめ縄。
7年に一度行われる御柱祭でも用いられる御柱。ちょうど今年行われたそうですが、次はぜひ見てみたいなあ。
近くには無料の資料館もありました。幕末期の動乱の歴史について触れることができます。テレビや歴史の授業では取り上げられない物語も多く、楽しめました。
14:30 諏訪大社上社 本宮
一通り歴史を感じ終えたあとは、上社 本宮へと向かいます。ナビは執拗に『来た道を戻れや!』と指示してきますが、せっかくの旅行でそんなつまんない話もないですよね(笑)。湖を一周するように、対岸側(西側)の道を走ります。
雄大な諏訪湖と山々の景色を横目に、30分ほど走れば目的地です。
近くに、お土産屋さん等の集まった駐車スペース(?)のようなものがありましたのでここで停車。ラーメンを頂き腹ごしらえしてからお社へ向かます。
ここにもやっぱり御柱。
木がデカい。
秋宮よりも、どちらかというと静かで荘厳な感じの世界です。
車の方まで戻ると、ご当地萌えキャラがお出迎え。まだまだ見足りない気もしましたが、車の返却の都合のため、ここいらで引き上げることに。
まとめ
そこからは、小仏峠やら箱崎ジャンクションやらの渋滞でぶちギレそうになりながらも、なんとか無事に家までたどり着くことができました。
ひとまず旅の決算をしてみますと、下記のような塩梅で御座います。
- レンタカー代:11,000円
- 高速道路料金:14,000円
- ガソリン代:5,000円
- 宿代:25,000円
- 食費:20,000円
- 雑費:5,000円
8万円くらいかな。詳細はちゃんと締めてみないとわからないかも。こうやって見ると、高速道路料金が大きいですねえ。もう一度、1000円にしてくれないかな(´・ω・`)
地図も作ってみましたが、結構な距離を移動してます(笑)。
街を歩いていて気がついたのですが、高速バスが結構お安いので、現地まで高速バス+現地からレンタカーの組み合わせ技にすればよかったかもですね。
車で移動していた時間は多いものの、何よりも天気に恵まれたことが大きかったですね。自然も歴史も十分に満喫できましたが、やはり地図で眺めているのと肌で感じることの差は大きいような気がします。
東京で生活していると、どんどん『日本の姿』が見えなくなりますが、改めて『色んな人が、色んなところに住んでいるんだなあ』ということが実感できた良い旅だったような気がします。あと、次はもうちょっと調べてから行こう(笑)。
どなたかのご参考になれば幸甚の至りにございます。
ではでは、今日はこのへんで。