ゆとりずむ

東京で働く意識低い系ITコンサル(見習)。金融、時事、節約、会計等々のネタを呟きます。

皇居から小石川後楽園まで紅葉狩りデートしてみたのでまとめてみる

こんにちは、らくからちゃです。

東京は、めっきり朝晩の気温が肌寒くなって参りましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。この時期になると『そろそろ紅葉見に行きたいな!』『でも今週はまだ早いかな?』とそわそわしてしまうのはわたしだけでしょうか?

まだ若干早いかな〜なんて思いつつも、都心をぶらぶら歩きたくなり、皇居から小石川後楽園まで、紅葉を眺めながらお散歩デートして来ました。コースとしては、だいたい4kmを色々立ち寄りながら2〜3時間くらいのおでかけです。

適当にまとめさせて貰いますので、どなたかの参考になれば幸いです。

東京駅〜皇居東御苑

旅の出発点は、東京駅丸の内中央改札口。

行幸通りのイチョウは、ちょうどキレイに色づいています。

手前が黄色で奥が赤。

いつも疑問に思うんだけど、こういうやつの原価ってどれくらいなんだろう?

皇居東御苑入り口到着です。

門をくぐって突撃じゃ!

皇居東御苑〜東京国立近代美術館

皇居東御苑は、一般開放されていますので、誰でも無料で散策することが出来ます。立派な石垣だなあ。

今話題の『盛土』が使われているらしい。

中はおおきく、本丸跡と二の丸庭園に分かれます。軽く本丸あとの天守閣の台座など拝みながら、二の丸庭園に向かいます。

二の丸庭園には、日本各地の県木が植樹されています。ちなみに『モミジ』は、滋賀県と広島県の県木に指定されているようです。緑・黄・赤のトリコロールが美しいですね〜。

大きな池もあり、都心とはとても思えない緑あふれる空間です。

なんだか良くわからない黄色い木。なんだこいつ?

かつては、戦に備えた建物のあとも、いまじゃ自然豊かな市民の憩いの場です。

平川門を抜け、北を目指します。

ぶらっと、国立近代美術館でも行ってみるか〜と思っていたのですが、休館日の模様。芸術の秋なのになあ。でも別館の工芸館は営業してたので、遊びに行ってみました。

なにやら面白げな展示が。

工芸館は規模も小さく、展示としても小ぶりではありましたが、なかなか興味深い展示でした。ただ欲を言えば、もう少し作品背景の解説とかも欲しかったかなあ。欲張り過ぎかしら。

東京国立近代美術館〜小石川後楽園

北の丸公園を抜け、まずは飯田橋駅を目指します。

ここいらでお腹がすいたので、園内のカフェでお昼ごはんにすることにしました。このあたりは、都心ですが(というか都心過ぎて)土日は食べ物屋さんどころかコンビニすら空いていません。

お役所運営なカフェなので、正直ほとんど期待せずに行ってきましたが、ハンバーガーは680円で中々美味しゅうございました。でもソフトドリンク一杯300円は高ぇよ。

武道館の横を抜ければ靖国神社です。こちらのイチョウも中々壮観。

早稲田通りにそって少しあるけばすぐに飯田橋駅です。今日は、理科大が学園祭のご様子。こういった遠くの方に高層ビルの見える景色って、東京らしくて好きです。

飯田橋駅から後楽園までは、結構歩きます。10分くらいはかかったかなあ。

入るなり、早速真っ赤に色づいたもみじがお出迎え。

黄色はイチョウでしょうか。

足下はもう、黄色い絨毯状態。

東京ドームをバックに、色とりどりの木々。

反対側から見る景色もなかなか良いもの。

写真中央、大きな鳥がいます。アオサギかな?

人形遣いのひとの実演がありました。

色づき状況としては、もうちょっと待ったほうがいいかな?という木も見られました。ただこの時期は、まだ全てが完全に色づいていませんので、の木々が見られます。

趣味にも依ると思いますが、見て損はないかと思いますよ♪

小石川後楽園〜新宿

そのまま今度は、水道橋駅まで向かいます。庭園の横にはきれいな小径が整備されていますので、ここも楽しむことが出来ます。

電車に乗って、そのまま新宿駅へ向かいます。

駅についたら、損保ジャパン日本興亜美術館(長い)を目指します。場所は、西口と都庁の間らへん、といえば分かりやすいでしょうか。コクーンビルの近所ですね。さすが42階は景色がいいなあ。

さて今回の目的はこちら。ちょうど今日が最終日のカリエール展です。ゴッホやゴーギャンらと同時代人にしては、あまり名前が売れていない感じのする方ですが、そのセピア色の色づかいに惹かれて見てきました。

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うーん...なるほどなあ。見事にセピア色です。

同じ時代の画家の作品と比べると、どうも全部『優しい』んですよね。強烈な個性を放った人々と比べると、その淡い色づかいや、取り上げた身の回りの人々の描写は、どれも凡庸に映ってしまうのもわかります。

ただ、燃え上がる炎のような自己主張に溢れた作品と比べると、その柔らかな色づかいからは、対象に対する素朴な愛情のようなものが感じられ、見ていてほっとするんですよね。

なんやかんやで、こういった絵が時代を越えて愛されるのかもしれません。

そうそう、日本興亜美術館といえば、58億円で落札されたことで有名なゴッホの『ひまわり』が収蔵されています。

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ゴーギャンのアリスカンの並木路は、ゴッホとゴーギャン展の為お出かけ中です。ひまわりもセットで持っていって上げれば良いのに、さすがに寂しくなりすぎちゃうからですかね(笑)。

さて自然と芸術を堪能した後は、新宿の街をぶらついてから帰途に着きました。まだまだ秋も残っていますので、土日のデートのご参考になれば幸いです。

ではでは、今日はこのへんで。