こんにちは、らくからちゃです。
今日は祝日なので会社がお休みです。(トヨタカレンダーの人ご愁傷さまです)ここ最近は、何でもかんでも『第◯月曜日』が祝日になるようになってしまったので、週の半ばで祝日になるのは新鮮な気分がします。そもそも、毎年日にちが変わると何の祝日だったのかわかんなくなっちゃいますよね。でも、日にち固定の祝日の中でも、今日は何の祝日なのか一番良くわからない祝日のような気がします。(当方感想)
改めてですが、2月11日は『建国記念の日』です。そもそも日本の建国の日ってなんやねんと思い調べてみると下記のような所以のようです。
日本では、実際の建国日が明確ではないため、建国神話をもとに、建国を祝う日として「建国記念の日」が定められた。2月11日は、日本神話の登場人物であり古事記や日本書紀で初代天皇とされる神武天皇の即位日が、日本書紀に紀元前660年1月1日 (旧暦)とあり[2]、その即位月日を明治に入り新暦に換算した日付である。
ふーむ。初代天皇が即位した日を、無理やり計算して建国の日にしてみたそうです。そこで今日は、お天気も良かったので『建国記念の日』にちなんで(?)皇居と靖国神社までお散歩デートしてみました。
皇居東御苑
皇居といえば、天皇陛下および皇族の皆様がおすまいとされている旧江戸城の跡地です。春と秋の季節に一般開放されて話題になりましたが、それは乾通りと呼ばれる天皇陛下のお住まいに近いエリア。皇居の中でも東御苑といわれるエリアは、無料開放されています。
入り口は何箇所かあるのですが、今回は東京駅側の大手門から入城。
門がでかい。
入退出者数を管理している入園票だけ受け取ってレッツゴー!
まずは二の丸方面へ。こちらは、かなり綺麗に整備された公園エリアになります。
日本庭園もあります。
お茶室。なんか梅の花がとっても綺麗でした。
梅の花と石垣。しかし石垣でけえなあ。
別の品種の梅の花。ほんといろんな梅の花がちょうど見頃でした。
お次は本丸方面へ。本丸(天守閣)の跡地。なんでも、今から350年前の大火事で消失してしまい、その後再建はされていないそうです。うっすら焼け焦げた後が石垣に見えました。しかし、人のサイズとくらべてみればわかると思うのですが、凄いスケールです。
天守台のあとは、ちょっとした広場となっています。たまねぎ武道館が見えますね!
展望台から東京駅方面。普段は反対側から見ている景色なので、ちょっと新鮮。
赤穂四十七士の討ち入りで有名な、松之大廊下跡地。殿中でござる!ってやつですね。なんと全長50メートルもあったそうです。
そして乾門から外へ。改めて見て『でかい』です。こんなにでかい堀と石垣で守られていたら、天守閣なんていらねーよってなるよなあ┐(´д`)┌
神保町でランチ
さてここいらでお腹が空いてきましたのでお昼ごはんに。この辺りで食べるところといえば、じーちゃんの務めていた新聞社のビルに色々と入っているのですが、『日曜日と祝日はお休み』というやる気の無さ。しかたないので、ぶらっと神保町方面まで行ってみることにしました。
古本屋さん。こんなお店がいっぱいあってそとから覗くだけでも楽しい。
今回行ってみたのはこちら。
なんとも面白げな名前のお店です。よく分かりませんが、ぶらっと入ってみましょう(笑)
自分の目の前で、ステーキを焼くお店。わたしが頼んだのはサイコロステーキ。しかし、いきなりステーキにせよ、最近こういったタイプのお店が増えてきた気がしますね。
東京国立近代美術館
皇居方面へと戻り、次に向かったのは東京国立近代美術館。主に、明治期以降の絵画や彫刻など、いろいろなアートが展示されています。
ここの美術館、ちょっとおもしろいなあと思ったのは『写真撮影』がOKなんです。普通、美術館って写真撮影NGですよね?でも写真が撮れれば、『ああ、あんなのやってたなあ』と振り返るにはあっても良いはずですよね。もっとこういうのが増えると良いんですけどね。
ただ、写真撮影がOKだからといって、ブログやtwitterに載せていいかどうかは別問題。ここは、比較的年代の新しい作品も多く、パブリックドメインになっていないものも多いので、ご注意ください。
さて、妻と一緒に見ていて、妻が気に入っていたのがこちら(→MOMAT コレクション | 東京国立近代美術館)の岸田劉生《道路と土手と塀(切通之写生)》。もう至る所に『重文』のマークがついていて、お宝の総合商社状態でした(笑)。
館内は、4階建て構造になっており、かなーり広いです。じっくり、しっかり味わうなら、丸一日あっても足らないかもしれません。
そこから少し歩くと、工芸館があります。逆光(ノ∀`)
レトロでいい感じの建物ですが、陸軍の近衛師団庁舎として利用されていたこともある建物だそうです。
これの左上のコップ(?)すごく良かった・・・。おうちに持って帰りたかったなあ(こら)
靖国神社
では今回の最終目的地の靖国神社へ。途中、武道館などのある北の丸公園を抜けていきます。(まだ江戸城内です・・・。広い)
さっき見ていた玉ねぎですね。コンサートか何かが行われるようで、大変な人出でした。ここ、武道やってるときあるのかなあ・・・。
北の丸公園を抜ければ、すぐそこが靖国神社です。
ここもまた結構広いですね。
鳥居がでけえ!なんと25メートルもあるそうです。
お次が門ですね。
神社を回っていて、気がついたのですが、普通の神社と違って『朱色』が極端に少ないんですね。もともと、軍人や軍属の方を慰霊するために作られた神社だからなのかもしれないけど、ちょっと特徴的な気がします。
わたしの父方の祖父は、戦中に満州に偵察部隊の飛行機乗りとして出征していました(枢軸国フィンランドの敗戦から伝えたいこと)。生前は、いつも戦友会の仲間と遊びにいく、アクティブなじじいでした。
そんな祖父に『戦争参加者として靖国神社についてどう思うか?』と聞いてみたところ、『敵の弾も飛んでこない内地にいて、多くの戦友を死地においやった参謀達よりも、空襲の時に一生懸命消火活動に協力する中で散っていった同級生を祀ってやってほしい』と言ったあと、『大事なのはどこで祈るかよりも、どう生きるかを誓うことだよ。だれが祀られていようと、その時に思い浮かんだ顔に向かって手を合わせればいいさ。』と言っていたのが印象的でした。
そんな言葉と、軍服姿のじーちゃんの写真を思い出しながら手を合わせ、この国の行く末に幸多きことを祈りつつ、今年もお仕事がんばろっと誓いました。
帰り道
最後に、靖国神社向かいのカフェでちょっと休憩してから、地下鉄に乗って帰りました。
先日、こんな記事を見ました。
確かに、東京は歴史的な遺産が少ない都市のような気がします。そもそも『東京』というエリアが都市化していなかったのでは?とも思うのですが、皇居周辺ついては、なんだか歴史を感じられるものがかなり密集しています。
ただ歩いているだけでも楽しいので、ぶらっと遊びにくれば面白いものが見つかるかもしれませんよ♪
ではでは、今日はこの辺で。
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