こんにちは、らくからちゃです。
5月も半分以上経ってしまいましたが、4月に買った漫画のまとめを書いてみたいと思います。4月は、5月発売分の予約は結構したのですが、結局あんまり買わなかったなあ。ちょっと、作品探しが停滞気味です(´・ω・`)。
趣味が合う人、おすすめがあれば教えてください(笑)。なお、4月分は下記です。
第一巻発売
五百年目のマリオン
第二次世界大戦前のパリ。戦争の足音が聞こえてくる中、国威発揚も兼ねた『ジャンヌ・ダルク』の舞台が企画される。そこでヒロイン役に見出されたのは、一度は歌手を夢見たものの、路上生活を送る身となっていたマリオンだった。
裏切られ、忘れ去られた少女が、改めて夢にむかっていく物語。それだけだと、割と良くある物語ですが、劇場の運営を巡る問題やそれに絡んだ様々な陰謀、そしてそこにマリオンを巻き込んでいってしまうことへのアーロンの葛藤などなど、かなり濃厚な背景設定の作品です。
この時代のパリの雰囲気も良く表現されていて中々楽しめました。
初刊購入
伝説の勇者の婚活
魔王を倒した伝説の勇者が次に挑んだクエストは『婚活』。功成り名遂げて身退くは天の道なりとはいうものの、中々周囲がそれを許してくれない。勇者しかできない人が挑む、新たな冒険の物語。
まあだいたいタイトル通りの作品です。ずーっと勉強一筋でやってきた優等生が、初めて、自ら恋に挑戦してみる物語って言ってもいいかなあ。普通の人が、何も考えずに出来ていることだからこそ、改めて『愛って何だ?』と考え直してみるきっかけになる良い作品かと思います。
なんとなく『なろう系』の香りもする作品ではありますが、いろいろと心に刺さる人も多いかもしれません。
ふつつか者の兄ですが
父子家庭世帯の女子高生が主人公。どこにでもいる普通の女子高生を振る舞うために、自宅にひきこもりの兄がいることは秘密。なんとか現状維持のために努力を続けるものの、沈黙し続けてきた兄が自分を変えようと動き出し、二人の関係が変わっていく。
『喰う寝るふたり住むふたり』の人の作品です。結構前にでた作品ですが、未チェックでした。しかし、この人の描く『普通のひと』の描写はグッと来るものがありますねえ。今回の作品は『普通の生活をどのように守るか?』『停滞する現状をどう打破していくのか?』という対立する二つの価値の間で揺れ動く人たちの思いが滲んでくるような感じがします。
ごく些細な部分を、丁寧に拾ってドラマチックに描いているところが良い作品です。
続刊購入
ニュクスの角灯(3)
あらすじ等については下記参照。
いろいろと物語の核心部分に一歩ずつ近づいて来た感じですね。日本では美世の、パリでは百年の物語が進んでいきます。それぞれの過去に迫りながら、一度二人の関係も離れていきますが、また繋がる日は来るんでしょうか?
今後の展開も楽しみですね。
骨が腐るまで(3)
前巻でアレなことになってしまった明と、それぞれの仲間たちの間にあった秘密の関係。そして明の隠していたことを、1つずつ解き明かして、答え合わせをしていくところの描写が中々良かったですね。一致団結しているように見えて、決して一枚岩ではない5人の、それぞれの思惑と思いが交錯していきます。
また最終話の次巻が早く読みたくなる引き方が上手いですねえ。
レイリ(3)
なかなか迫力のある戦闘シーンでした。名門武田の大看板を背負いながらも、現状をしっかり見据えることの出来る信勝と、その看板に押しつぶされる勝頼。そしてその二人の間で揺れる重臣たち。高天神放棄の軍議は、『なるほどねー』と思うところが多々ありました。
恋のツキ(2)
『16歳差って、下手すりゃ私イコ君産めてるじゃん』うわー、その視点は無かった。確かに、高校生とアラサー女性の関係って、そんな風に言うことも出来ますよね。『この4年でふうくんはわたしの一部になってしまった。せれをキレイに剥がせるのかな。その痛みに耐えられるのかな。』という部分も、ああそういう表現をするのか・・・と思ったところですね。
約束のネバーランド(3)
あらすじ等については下記参照。
相変わらず、ミステリーと推理モノのど真ん中をしっかり捉えた良い作品です。いままで読者に伏せられてきた舞台設定が、少しずつ明らかになっていきます。惜しいのは、最終話にむけてストーリーをたたみ始めてきたところですね・・・。この作品を4巻で終わらせるのは勿体無いなあ。是非シーズン2が欲しい所ですが、まだどんでん返しがあってもおかしくない気配がありますね。
おわり
5月も中旬に入りましたが、4月よりかは良いペースで作品発掘が出来ているような気がします。また来月もよろしくお願いします!あと良い作品があれば紹介お願いします(笑)
ではでは、今日はこの辺で。