こんにちは、らくからちゃです。
自粛生活であまり外に出歩けませんので、クレジットカードの見直しもしてみるかなーと、あまり深く考えずに行動した結果、手許に2枚のカードが届いてしまいました。
色合いもブルー系でどっちがどっちか分からねえ笑。
Kyash Card
一枚はKyash Cardです。(手前)
紐付けたクレジットカードまたはチャージした残高で支払うことのできる変わったカードです。紐付け先のポイントに加え、こちらのポイントもたまり、以前は2%もポイントをつけてくれていました。紐付け先も合わせると3%を超えるポイントがゲットできる中々アツいカードでした。
ただ条件は徐々に変更され、4月末までは1%、5月以降は本人認証付のカードを発行していないと0.5%になります。
本人認証付のカードは、年会費等はかからないものの発行手数料が900円(有効期限5年)かかります。理屈の上では、18万円以上使えば元がとれる計算なので、エイヤっと作ってしまいましした。
Visa LINE Payカード
もう一枚はVisa LINE Pay カードです。(奥)
血で血を洗うQR決済ポイント還元祭りから手を引き、随分おとなしくなってしまった印象のあるLINE Payですが、CBと組んで2%のポイント還元をひっさげブイブイ言わせていた時期がありました。
ただ現金で事前チャージする必要があり、あまり使い勝手の良いものではありませんでした。ポイント還元も、前月の支払額によって変わってくるカラー制を導入したりし、世間の注目がQR決済に移る中で存在感を失っておりました。
そこで新たにパートナーをVisaに代え、カラー制度もLINEポイントクラブに一新し、引っさげてきたのがVisa LINE Payカードです。
ここがすごいよ Visa LINE Pay カード
もういろんな決済が増えてワケわからん!!となっている人も多いと思うのですが、2021年4月30日までポイントだけ重視するのであれば、クレジットカードはVisa LINE Pay一択といって良いと思います。
重要だと思ったポイントを挙げていくとこんな感じ
1."クレジットカード"である
何アタリマエのこと言ってるんだ?と思われそうですが、以前LINEの発行していたLINE Payカードは、事前チャージが必要となるプリペイドカードのような仕組みでした。
一方Visa LINE Payカードは、普通のクレジットカードと使い勝手は全く代わりません。
公共料金等の支払いにも使えますし、使う機会が無いに越したことはありませんが、不正利用時の保障も100万円までのショッピング保険も三井住友カード基準です。
年会費は、使用実績があれば無料で家族カードも1枚まで無料です。LINE経由で5分もあれば出来るかとお思います。早速、妻の家族カードも作ってみましたが、券面のデザインがおなじになるのはちょっとイケてないですね(どっちがどっちかわからん)
2.還元率3%で1ポイント単位で使える
クレジットカードのポイント付与って、同じ1%でも
- まとまった単位でしか使えない
- ポイントの使い途が限定される
- 有効期限が設定されている
- ポイントの交換が面倒くさい
など、使ってみてガッカリすることが多々あります。
Visa LINE Payカードで付与されるのは、LINE Payで支払いをする際に貰えるLINEポイントです。コンビニ等でも使えるため使い勝手は悪くない方だと思います。
一点、欠点をあげるとすれと、月間支払額ではなく都度支払額へのポイント付与なので、端数切捨てが生じやすいってところかな。ただ100円単位で3ポイントとかではなく、34円でも1%貰えるのは良いですね。
LINE Pay公式です。Visa LINE Payクレジットカードもチャージ&ペイもお支払いいただいた金額毎に還元いたします。最低支払い金額はございません。例えば、34円のお支払いで還元率3%であれば1ポイント付与されます。小数点以下は切り捨てです。よろしくお願いいたします。
— LINE Pay公式アカウント (@linepay_jp) 2020年5月1日
3.Kyashへの連携はできないが抜け道アリ
さてここまで読んだら「じゃあKyashと組み合わせたら最強じゃね?」と思うじゃないですか。4%ポイント還元だぜ!みたいな
(参考:【LINEポイントクラブ】LINE Payのお得な特典をご紹介 : LINE Pay 公式ブログ)
Kyashは名指しで「貯められないよ」と言われちゃいました(ノ∀`)アチャー
まあLINEにとっちゃ顧客情報抜かれるだけで良いことないですしね。ただKyashはムリでも、抜け道的な二重取りのルートがあります。
このリストを見るとQR決済が入っていませんが諸々の報告を見ていると、paypayや楽天payとは紐づくようです。ただしこれらは、提携カード以外ではポイントがたまりません。そんな中、d払いはd払い側のポイントも貯まるようです。
通常ポイントで0.5%ですけど、金・土曜日にネット決済が5%になったり、メルカリと連携していたり、細かなキャンペーンが多いので上手に使えれば美味しいかも。一応、あなたとわたしに300ポイント貰えるリンク貼っておきます笑
6gramを経由したSuicaへのルートが塞がれたり、もろもろ移り変わりが激しいので、このへんはその都度チェックが必要ですね。
4.LINEポイントクラブが案外おおきい
Visa LINE Pay導入と同時に、以前あったカラー制もLINEポイントクラブに改められました。
最上位のプラチナは、Visa LINE Payが必須になりました。過去6ヶ月間のポイント獲得料が5000ポイントでゲットできるのですが、3%還元だと16万7千円ほどで達成できるので、ハードルは低めですね。
気になるのが、プラチナになったら何が美味しいの?ってとこですよね。
諸々ありますが、重要なのはこのあたりかな。
チャージ&ペイは、Visa LINE Payと紐付けて決済できるサービスですが、その還元率が最大3%になります。そうですQR決済も、クレジットカード直結になったんです。
そういわれても、クレジットカードも使えるのに、わざわざQR決済する?って話なのですが、これ公共料金の請求書支払いにも使えるんですよね。東京都など対応している自治体なら、税金でも3%ポイント還元ルートが爆誕です。
またQR決済するときのみに使える「特典クーポン」も中々強力です。
各社1枚までしか使えませんが、コンビニ・ドラッグストアであれば、支払い時に100円引き、家電量販電であれば5%オフになるようなクーポンがザクザク使えます。プラチナだと、上手に使えば毎月1000円近くお得にできるかもしれません。
それでもKyashを使い続ける理由
メリット盛りだくさんですので、ぶっちゃけKyashは要らなかったかなあと思いました。ただしばらく使ってみて「やっぱりKyashも捨てがたいよなあ」と思った点があります。
ひとつは、マネーフォワードへの反映速度です。
Visa LINE Payの使用履歴は、LINE Payの支出として店舗名付き(重要)でマネーフォワードに連携されます。ただこれが非常に遅い。私の環境で1週間近くかかりました。
まあ、LINEもリアルタイム化に向けて準備しているとのことですので、そこは期待して待っておきましょう。もっと重要なのは、我が家がKyashの残高払いに依存しちゃってるってことですね。
我が家では、わたしと妻のKyashカードに毎月事前に「使って良い金額」をチャージしておき、その枠の中で買い物をするルールにしています。
Visa LINE Payは、そうした「残高払い型」の使い方を完全否定する仕組みです。これは多分、コンセプトからして変わることはないでしょう。(LINE Pay残高へのチャージにはポイント付きませんし、LINE Payカードのポイント付与は0になっちゃいましたし)
3%のポイントを貰ったとしても、3%以上浪費が増えるようでは意味がありません。
そんなわけで
- Kyash ・・・日常の支出
- Visa LINE Pay ・・・ 公共料金や非日常の支出(家具の購入や旅行代など)
みたいな感じで使い分けて行こうかな―なんて思う次第です。
ではでは、今日はこのへんで。