こんにちは、らくからちゃです。
どこもかしこも新型コロナウイルス一色ですね。弊社でも「中国は行ったらアカンで」とのお達しが出ました。そんな状況下ですが、台湾旅行に行ってきましたー。(台湾はきっと中国に含まれないはず。うん。)
準備にかけられる時間も少なかったので、「行けば何とかなる」の精神で突撃してきたのですが、Uberを徹底的に使い倒したことで、非常に快適な旅になりました。
今後の別の方の参考になるかもなので、旅日記を兼ねてお伝えしたいと思います。
いざ台北!
台湾までは下記の便を利用しました。
- 行き(NH851):2/12 09:20東京(羽田) → 12:30台北(松山)
- 帰り(NH854):2/14 16:50台北(松山) → 20:40東京(羽田)
お値段は、二人分で¥111,260也(高い...)。
ピーチとかスクートとかを使えば、半分以下の金額になりますが、初めての台湾&妻が初海外ということもあって全日空で向かいました。
台湾には、松山・桃園と2つの空港があります。松山が市街地に近く歴史があり羽田、桃園が大規模で新しく成田に近いイメージですね。
今回は、羽田から松山までのルートです。
飛行機に揺られること約4時間。松山機場に到着です。
何をするにもネットにつながらなければ始まりません。まさに生命線ですね。いつも使っているGlocalMeを持っていきましたので、電源ONで即いつものスマホがネットに繋がりました。(事前のチケット購入を忘れずに!)
荷物を持ち歩くのも嫌なので、到着後まっすぐホテルを目指すことにしました。はい、ここでUberの出番です笑。Uberがいかに外国人旅行者にとって優れたシステムであるかは、以前書いた通りです。
さて今回宿泊したホテルはこちらになります。
ホステルとしても営業していますけど、ダブルベッドのお部屋もございます。
空港からも比較的近い位置ですが、電車で行くとコの字型に移動しなければならないので面倒です。また有名ホテルでは無いので迷うリスクもありますし、重たい荷物を持って移動したくはありません。
こういうときこそUberの出番です。ホテルの名前を入れて検索して配車!ものの数分で空港まで来てくれました。
Uberを利用する時、いつもドキドキするのが「ちゃんと乗れるかな」ということ。似たような車は沢山走っていますし、自分の位置がしっかり伝えられるかどうかってなかなか不安ですよね。
松山機場は、日本の地方空港くらいの規模の空港で、特にその心配はありませんでした。「6!」とだけメッセージが来たので、同じ番号のタクシー乗り場近くに行くと、すぐ合流できました。ちなみにタクシー乗り場そのものを使うと怒られちゃうそうで、その近所で載せてもらいました。
だいたい1台湾ドル=3.5円くらいなので、500円行かないくらいですね。勿論バスや鉄道を使ったほうがお安くあがります。でも慣れない外国で、行き先さえ指定しておけば、荷物も含めて勝手に連れてってくれるメリットも加味すると、非常にリーズナブルです。
お宿は、台北101もよく見えて、かなり快適な感じでした。
猫空空中散歩
チェックインを済ませたあとは、美味しいお茶をいただきに、ロープウェイに乗って猫空に向かうことにしました。
麓の動物園駅まで電車で行くのはさほど難しくありません。が、考えるのをやめた笑。Uberでポチッと配車依頼をかけると、あっちゅう間にホテルの前までやってきてくれました。
目的地につくまでの間に、いろいろとググりながら事前準備がしやすいのもUberの良いところですね。旅の時間は貴重です。買える時間は買いましょう。
猫空というのは、台湾近郊にある有名なお茶の産地です。見晴らしのいい山の上にエリアで、ロープウェイで登ることが出来ます。ロープウェイには、普通のゴンドラと足元がスケスケになっているクリスタルキャビンのものがあります。こんな感じ!
料金はどちらも変わりませんが、乗り場が一般とクリスタルで分かれており、一般よりも台数の少ないクリスタルはそれなりに待ちます。せっかくだからと思い、クリスタルのほうに並びましたが、15〜20分くらいは待ったかなあ。
ぶっちゃけ、並ぶようならクリスタルはスルーしても良いと思います。なぜなら、足元よりも外の景色を見てるほうが多いから(笑)。
またクリスタルの定員は5名なので誰かと相乗りになります。日本語の得意な気さくなおばさまと同席させていただき楽しい時間を過ごせましたが、苦手な人は空いてる一般のほうが良いかもです。山頂はなかなか良い景色でした。
台北101で眺める夕陽
猫空到着後は、小腹がすいたのでお茶と軽めのお食事をいただくことにしました。お茶いりチャーハン、なかなか美味しゅうございました。
帰りも行きと同じロープウェイを使っても良かったのですが、長時間のフライトの後で疲れていましたし、行きと同じルートも芸がないなと。そしてやはりまた考えるのを止めた笑
こんな山の中まで来てくれるんやろか?と不安に思いつつも配車依頼をかけると、10分ほどで、麓からかけつけてくれました。
次の目的地は、台湾に来たら一度は行ってみたい台北101です。台北101のチケットは
- 通常
- 優先入場
- 屋上展望台
の3種類があるみたいです。屋上展望台は一人1万円近くする上、時間も数量も限られているのでバス。通常は2000円、優先入場付きは3700円ほどと随分差がありますが、また猫空みたいに並ぶことになったら嫌だなあと思い、奮発して優先入場付きにしてみました。が、あんまり意味なかったですね(悲)
クーポンは、KLOOKやkkdayといったトラベルアクティビティ予約サイトからだと割安になります。その場でもすぐ買えますので、現地の状況を見て買うのがおすすめかもしれませんね。
丁度、日が落ちる少し前から、夜景まで楽しめたので、満足度はとても高かったです。
いい夜景でしたー。
お高そうな石細工の販売などもしており、景色以外にも諸々見どころはございました。ただまあ景色って、初めて訪れた場所よりも、ある程度知った上で見たほうが楽しいよね、というのが正直なところですね。今度またいったら別に感じるかもですね。
夜市へGO!
十分景色を堪能した後は、台北101から徒歩数分の位置にある「四四南村」なるエリアに行ってみました。
レトロな建物と雑貨が楽しめる!とのことでしたが、うーんちょっと期待はずれかな。暗くなってから行く場所ではないかも。ただ台北101はよく見えましたので、外から眺めるために行ってみるのも良いかも。
旅の醍醐味といえば、やはり食事ですよね。台湾には「夜市」という、深夜12時ごろまで屋台が軒を連ねる通りが何箇所かあります。今回は、ホテルから徒歩5分ほどの「饒河街観光夜市」に行ってきました。移動はもちろんUberです笑
まず感想。思った以上にデカいです。一本道の通りなのですが、全長400メートルほどあるそうです。横浜の中華街よりもデカいんじゃないの?って思うくらいに、お店がたくさんあります。
いろいろ屋台の食べ物をつまみながら回るのが良いですね!お肉やタピオカを頂きながら、宿まで戻りました。
松山文創園區で雑貨まつり
翌日は、タバコ工場を改装して作ったおしゃれスポットの「松山文創園區」にまず行ってみることにしました。
ホテルからは、概ね徒歩20分くらいの距離なので、歩いていくかーと思ったのですが、荷物を持っての移動は案外面倒くさく、Uberを使わなかったことを後悔(笑)。
こんな感じで雑貨や衣料品を取り扱うお店が多数ある他、デパートや美術館みたいなものもあります。2時間ちょっとじゃ周りきれないですね。かなり満足度は高かったです。
平渓線で十份の旅
お昼ごはんを食べたあとは、ランタン上げで有名な十份を目指します。
電車で行くと移動ルートが面倒くさいのですが、Uberならまっすぐ目指せます。ですが途中ローカル線の平渓線にも乗ってみたかったので、平溪を目指すことにしました。
こんな山奥でも運んでいってくれるんですねー。
橋のところでなんか干してました。
この駅でもランタン上げはやっていました。
一通り街を探検したあと、EasyCardというSuicaのようなカードにお金をチャージして、いざ出発!しかしここで事件が起きます。
電車に揺られること十分ちょっとで十份駅に到着です。駅近くのタピオカ屋さんが手荷物預かりもしてくれるみたいなので、お願いしてみることにしました。で、お支払いをしようと財布を出そうとしたところ・・・
無いっ!!
いくら探してもどこにも無い。少なくとも平溪駅では使ったので、あるとしたらそこ。翻訳アプリを駆使しながら、なんとか駅員さんに泣きついたら、やはり平渓駅に届けられており、ありがたいことに、次の次の電車で十份駅まで届けてくれました。
平渓線は、1時間に1本しか電車がありません。1時間半ほど時間がありましたので、ちょっと足を伸ばして「台湾のナイアガラ」こと十分瀑布を目指すことにしました。
100台湾ドル程で、レンタル電動バイクが借りられます。免許証不要で乗れるみたいですし、そこそこ距離もあるので、あったほうがベターかなあと思います。滝までは、駐輪場からもそこそこ距離があります。
なかなかの迫力でした!
夜の九份
十份駅に戻り、ランタン上げを楽しみ、無事財布も受け取った後は、千と千尋の神隠しのモデルになったとの噂もあることで有名な九份を目指します。「瑞芳」という駅を目指し、そこからバスに乗り換えて向かいます。
車窓からの景色も楽しみたかったのですが、満員でなかなか外の景色は見えませんでしたし、途中の駅でかなり長時間通過待ちがあったり、バスの乗り場もなかなかわかりづらかったりと、Uberを使ったほうが良かったですね。
移動はとにかく、九份の街は大満足でした!
こんな漢字で細い道の両サイドに、お店がずらずらっと並んでいます。店員さんもみんな流暢な日本語を話し、街を歩いている人は日本人の方が多いくらいかも(笑)。
イメージとしては、尾道の坂の中に、町並みがある感じですかね。大変景色の良い場所でした。
基隆廟口夜市で晩ごはん
この日の宿は、港町の基隆に取りました。バスで一本で行けるのですが、もう諸々疲れてしまったため、Uberで向かうことにしました。宿の前までダイレクトアクセスです。
お宿はこちら。ハーバービューホテルという名前ですが、外の景色は見えないお部屋でした(残念)。
新型コロナの感染力もびっくりだけど、いらすとやの浸透力にもびっくり。
荷物をお宿において、晩ごはんいただきに基隆廟口夜市に行ってみました。やはり港町ということもあって、海鮮系のお店が多いですね。街の感じも、機能の夜市とはまた違いますね。
こんな感じで屋台でお食事をいただきました。
鶯歌で陶器屋めぐり
翌日は、 大きく足を伸ばして鶯歌という街で陶器屋さんめぐりをすることにしてみました。
基隆からは電車で一本。台北を突っ切って、1時間ちょっとの旅です。さすがにこれだけの距離を移動するなら電車を使ったほうがお得ですね。ただ電車の本数も20分に一本だったりするので、時間の調整は必要ですな。
駅から歩いて10分ほど。ひたすら陶器屋さんの並ぶ街に到着です。
自分で作る体験も出来るお店もあるみたい。時間があればやってみたかったなあ。
なかなかキレイな街でした。
三峽老街で靴屋巡り
2時間ほど、陶器屋街をぐるぐる回った後は、次はお隣の「三峽老街」に行ってみました。
どうやらこの街は、靴が有名みたいですね。妻は比較的幅広な足らしく、国内ではなかなかサイズのあう靴が見当たらないのですが、台湾のお店は比較的幅広な靴が多いようです。そういう人が多いのかな?
とてもきれいな町並みでした。
なんかおしゃれな閻魔様(?)
美味しいお肉もいただきました。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、帰りの飛行機の時間が近づいてきました。
三峽老街から松山まではかなりの距離がありますが、公共交通機関を乗り継いでも、空港には余裕で2時間半前にはつきます。まだMRTにも乗ってないしなあと思いつつ、あれこれ考えた結果、安全性をとってUberで戻ることにしました。
結構なお値段にはなりましたが、うっかり乗り換えに失敗して飛行機に間に合わなくなったら大事です。定刻の3時間前にはついてしまいましたが、まあヨシとします(笑)。
旅のまとめ
さて今回の旅で使ったUberのまとめです。
出発 | 到着 | 距離 | 時間 | 料金 |
---|---|---|---|---|
空港 | ホテル | 3.49 | 14 | 136 |
ホテル | 動物園前 | 9.96 | 20 | 318 |
猫空 | 台北101 | 14.97 | 24 | 393 |
台北101 | 饒河街観光夜市 | 3.23 | 12 | 141 |
松山文創園區 | 平渓 | 30.69 | 44 | 829 |
九份 | 基隆 | 17.48 | 25 | 516 |
鶯歌 | 三峽 | 3.89 | 12 | 157 |
三峽 | 空港 | 35.92 | 39 | 994 |
合計 | 119.63 | 190 | 3484 |
全部で、3484台湾ドルになりました。だいたい1万3000円ほどでしょうか。公共交通機関を使ったほうが節約になりますが、それ以上に下記のようなメリットを感じました。
- 場所に迷ってタイムロスするリスクがない
- 公共交通機関よりも待ち時間が少ない
- お金を持ち歩く手間が減らせる
- 特に荷物の持ち運びの負担が少ない
- 必ず座れて体力を温存できる
相当辺鄙なところでも、行ってくれますし来てくれます。使わないよっぽどの理由が無い限り使うくらいの気持ちで使い倒したほうが、快適な旅になるように思いました。
各国で、いろいろ社会問題を生んでいるのも事実ですが、外国人旅行客にとっては非常に頼りになるシステムであることは間違い有りません。上手に折り合いをつけながら、安定して普及していくことを望む次第です。
ではでは、今日はこのへんで。