なんだか、九州の方で大きな地震があったみたいですね。
震源地が熊本と聞くと、反射的に不安になるのが津波よりも阿蘇山の噴火。実際に、震源地の座標を入力して表示してみても目と鼻の先。
でもいまテレビを見ていても『津波の心配はありません』『原子力発電所は大丈夫です』その二点が繰り返されるだけ。うーん、勿論それも大事な情報なんだけど、火山のことも気になるんだよなあ。
我が国は、地震大国であると同時に火山大国。特に、九州は
- 阿蘇山
- 雲仙岳
- 桜島
などの、日本を代表する火山がたくさんあります。
特に怖いのはやはり阿蘇山。阿蘇山は、かつてAso4と呼ばれる大きな地震がありました。『破局的噴火』なんて言うそうですが、その時の影響範囲は、火砕流に飲み込まれた範囲だけでも九州のほぼ全土を覆い尽くすもの。火山灰は北海道まで届いたとのことです。
(参考:阿蘇山 - Wikipedia)
こんなもん、現代日本で起こってしまったら、それこそまさに『日本死ね』が実現してしまいます。我が国は、地震大国であるのと同時に火山大国でもあります。地震が起きた時、火山への影響もすごく気になるんですよね。
気象庁の会見によると、今回の地震において地震との関連性は確認されておらず、山自体にも今のところ変化はないとのことです。ただ、その部分についてはテレビでは放映されず、ニコニコ生放送の記者会見の中でしか拾われませんでした。
気になっている人も多いと思うのに残念。
幸い、阿蘇山の『噴火警戒レベル』は、現時点では『噴火警戒レベル2(火口周辺規制)』ただ、今後この情報もどのように変わっていくかは分かりません。
また、twitter等の情報では、『噴煙があがったのを見た!』などそういった情報は出ていないようですね。
ところで先ほどテレビニュースにて『デマに惑わされず、テレビやラジオなどの信用できる情報を元に行動してください』と言っていました。まあ、その直後にニュースが誤読され『えー』って思ってしまったのですが、実際に色々な話は出ているようです。
なんにせよ、色々なデマが飛び交う可能性もありますので、きちんと自分の頭で考えて行動しないとダメですね。
追記:4/16 9:31 影響ないとはいいきれない
阿蘇山のある熊本県南阿蘇村で震度6強を観測するなど地震が相次いでいて、専門家は「火山活動に影響が無いとは言いきれない状況にある」と指摘しています。
うーん、こういう言われ方をすると不安がましてしまいますね。ただ、阿蘇山の噴火自体は、そんなに珍しいものではありません。大規模な噴火は、『前回噴火からマグマが溜まっていないで大丈夫では?』という話を職場で聞きました。
ただ、あくまえそれも現時点での科学水準による解明結果に過ぎません。備えあれば憂いなしですので、引き続き注意して見ていきたいと思います。
追記:4/16 12:43 小規模噴火が発生するが今までと比べても小さい?
阿蘇山にて小規模な噴火が発生。ただ、みんなが心配している『カルデラ噴火』ではなく、比較的良く発生するレベルの噴火です。噴火だ!大変だ!となるのではなく、冷静に今後の報道の行方を見守りましょう。
いまのうちに災害への備えはしっかりと