先週の東洋経済を読んで、クレジットカードのお得な使い方について考えるところがあったのでまとめます。
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2013/09/02
- メディア: 雑誌
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メインカードとサブカード
カードを作りすぎてしまうと、以下の弊害があります。
- 一枚のカードのポイントが貯まりにくくなり、ポイント交換までの時期が長くなる。
- 更新や管理が大変。銀行口座を変えようとしたら大変。
- 与信枠が大きくなりすぎ、ローンを申し込むときに不利になる可能性がある。(銀行から見たら、カードの枚数=ローンとは別に借金出来る枚数ですからね。)
そこで、無意味にカードを増やしすぎないよう、カードは1枚の『メインカード』(特に店舗独自のサービスが必要無い場合に使うカード)と、複数枚の『サブカード』(そのカードを利用することで、還元率が大幅にアップする場合に使うカード)に分けて管理します。
メインカードにお勧めのカード
もし、利用中のカードの整理を考えているのならば、まず間違えなくお勧めなのがREX CARDです。このカードですが、非常に高いポイント還元率をウリにしています。
- 電気もガスも水道も、なんでも1.75%還元。
- しかも、還元は次回請求時から値引き方式なので、無駄なものを買わなくて済む。
- 更に、ポイント計算が取引単位ではなく、月合計単位なので無駄が少ない。
と、中々気合が入っています。JACCSでは、他にも様々なカードを出していますが、比較してみるとこんな感じになります。
項目 | REX Card | Readers Card | 漢方スタイルカード | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
初年度年会費 | 無料 | 無料 | 無料 | ||||
二年目以降年会費 | 2,625円 | 2,625円 | 1,575円 | ||||
年会費無料条件 | 年50万円以上 | 年50万円以上 | なし | ||||
還元率(現金デポジット) | 1.75% | 1.5% | 1.75% | ||||
還元率(その他) | 価格コム安心取引がポイント相当分で実質無料(2%還元) | Amazonデポジットで1.8% | 新日本堂商品券なら3.5%相当 |
リーダーズカードは、Amazonデポジットという非常に汎用性の高いポイントで1.8%還元で、かろうじてREX Cardより還元率は上ですが、0.05%なら(100万円分の買い物で500円のポイント相当分)汎用性の高い現金デポジットの還元率が高いほうが良い気がします。
REXカードの年会費無料条件の年額50万円は、月に直すと4万円5千円なので、普段の光熱費・携帯電話代に、ちょっとした買い物を加えればすぐにクリア出来るでしょう。
漢方は、還元率だけ見ればREXと同じですが、年会費が無料にならないのがネックですね。残っているポイントの問題も有りますので、
- リーダーズカード利用者は、カード切り替えの手間を考えてもREXカードに乗り換えるメリットは薄い。
- 漢方スタイルカード利用者は、ポイントが綺麗に消化できそうなタイミングで乗り換えられるならば、乗り換えたほうがいいかも。
と言えると思います。
サブカードにお勧めのカード
此処から先は、必要に応じて用意すべきカードです。基本的に持ち歩かず、家に置きっぱなしにしておくと、なくすこともなくていいでしょう。