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ゆとりずむ

東京で働く意識低い系ITコンサル(見習)。金融、時事、節約、会計等々のネタを呟きます。

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星に願いを

日記・ブログ管理・その他


こんにちは、らくからちゃです。

先日、ペルセウス座流星群がやってきていましたが、皆様流れ星は見つかりましたか?わたしは、家内とちょっと街灯の少ない公園までドライブして空を眺めてはみたものの、関東は生憎の曇り空でひとつも見つからず(´・ω・`)。ただ、夜のドライブデートが楽しめて、それはそれで良かったんですけどね〜。

ところで皆さん、プラネタリウムには行かれますか?わたしは、千葉で空を眺めてみても、中々星空には出会えないので、結構良く行きます(笑)。最近のプラネタリウムって、結構プログラムも充実していて、楽しいんですよね。中でも一番のおすすめはこちら。

コスモプラネタリウム渋谷

皆さん、渋谷にプラネタリウムがあったのってご存知でした?こちらは、渋谷駅から歩いて6分で行ける都会のオアシスです。デートにもお勧めです♪

わたしが『コスモプラネタリウム渋谷』を一押しするには、3つの理由があります。

1.公営施設なので料金が安い

プラネタリウムって、大きく分けて自治体の運営するものと、民間の事業者の運営するものがあります。有名な池袋のプラネタリウムは、コニカミノルタグループが運営していますが、おねだんは1,100円です。一方、こちらのプラネタリウムはなんと600円。勿論、設備やプログラムは同じではありませんが、ワンコイン+αから見に行けるのは、気軽で良いですね♪

2.比較的空いている

かれこれ3回ほど行ってきましたが、池袋のプラネタリウムや、科学未来館のプラネタリウムなどと比べると、比較的空いていたかなあと思います。1回50分のプログラムは、平日4回、土日で6回上映されています。運が良かっただけかもしれませんが、いついっても、『次の上映』を予約することは可能でした。近所に遊ぶところはいくらでもありますので、さくっと予約だけ取って道玄坂近辺をぶらぶら散策して時間を潰してもいいかもしれません。

3.村松修主任解説員の説明が聞ける

わたしがここを一押しにする理由はこちらです。

村松修主任解説員の説明が聞ける!

ことです。いや、誰やそれ( ゚д゚) ですよね。最近のプラネタリウムってプログラムが充実していて、あの大きな天井いっぱいに移す科学番組のほうがメインで、『星空の解説』はどちらかというと添え物扱いになりつつあるような気がします。

わたしも、他のプラネタリウムに行っていたときは、まあちょっと聞いてやってもいいかなあくらいに思っていたのですが、こちらのプラネタリウムで解説をされている村松主任解説員はちょっとレベルが違いました

新プラネタリウム 渋谷に新たな「星の世界」 - YouTube

こちらの動画の、40秒目くらいに出てくるおじさまですね。このひと、とにかくしゃべりがすごい。ぐいぐいと食い込んでくる。

プラネタリウムで星空解説をしてくれる人って、若いお姉さんが多いような気がします。そういった方って、『一生懸命台本通りに読み上げてくれてるんですね・・・』というようなイメージを受けることが多いのですが、この人は違いました。

話す内容は全て頭のなかに入っているんでしょうね。それを、その日の天気や気象条件も踏まえながら、流れるように説明をしてくれ、ところどころでくすりと笑わせる何かも仕込んでくる。ああ、この人はきっと本当に星が好きで、他の人にももっと星を好きになって欲しいんだなあ。ということは、端々から伝わってきました。

初めて聞いた時は『何かすごいな!』としか思わなかったのですが、家に帰って調べてみてびっくり。

Wikipediaにも項目のある有名な方だったんですね。この、『何かの素晴らしさを伝える技術』は、教育関係者だけでなく、営業の第一線で活躍される方から、経営者として人を率いる立場のひとも含めて、全てのビジネスマンにも是非聞いてもらいたい『星空解説』です。

こういった、パワーのある人の話を聞いていると、ついついこちらまで元気になってしまいますよね。今日は、『星空』にちなんで、もうひとりそういった人、高校時代の恩師をご紹介したいと思います。そのひとは、授業中によく、こんな質問をしてきました。

流れ星に願いを願うと、叶うと思う?

倫理の授業

その先生とわたしが出会ったのは、高校3年生の時でした。他の学校ではどうか分かりませんが、わたしの母校では3年生になると『芸術』の科目が選択式になりました。『音楽』『美術』『書道』は分かるのですが、何故か『倫理』がその中に入っていました。

美術はからきしダメだし、音楽は嫌いじゃないけど楽器は苦手、書道は何か退屈そう。そう思ったわたしは、『もしかして受験の役に立つかも?』とあまり良く考えずに『倫理』を選びました。倫理という科目は、高校の授業の中に無かった方も多いかもしれませんので、『高等学校学習指導要領解説(公民編)』よりその内容を確認してみましょう。

「倫理」は,公民科の1科目として,公民科の目標の下に,人格の形成に努める実践的意欲を高め,良識ある公民として必要な能力と態度を育てることを目指して設けられた科目である。これにかかわって,青年期における自己形成の課題,及び人間としての在り方生き方について理解と思索を深めさせることも目指している。

高等学校の生徒は,一般に,人生をどう生きたらよいか,自己とはどのような存在なのか,社会にどのようにかかわっていけばよいかなど,人間や社会について問いをもつ時期にある。特に今日,価値観が多様化し,物質的に豊かな社会にあって,青年期という発達の段階に伴う悩みを超えて,生きていく上でより深刻な悩みや様々な課題に直面する生徒が多くなっている。生徒のこれらの関心や悩みに応え,人生にかかわる諸課題について探究を深め,自己の確立を目指すことが教育上の重要な課題となっている。

 なんかかっこいいことが書いてありますが、ざっくり言うと、『社会科』の分野の中でも、哲学・思想・宗教なんかを取り出した科目と考えていただければ、分かりやすいかもしれません。

山川の教科書なんか見てみても、のっけからどーんとギリシャの神殿の写真から始まっていますね。中身も、ソクラテスとか古代の偉人の紹介から始まり、現代の思想までを簡単に学ぶ、というような内容になっています。

夢の叶え方

授業が始まるまでは、受け取った教科書をめくりながら、『ふーん、こんなこと勉強するのかなあ』と思って見ていました。しかし始まった授業は、わたしの予想を大きく超えたものでした。冒頭の『流れ星に願いを願うと、叶うと思う?』という問いは、授業を担当してくださった先生から、確か一番最初の方の授業で私達に投げかけられた問いでした。

彼の答えは、『それは絶対にYES。だって、あの一瞬にそれが願えるだけ深く思っているんだったら、絶対に叶うって!』と。

彼の授業は、全く独創的なものでした。『未来は、全て頭のなかに書かれているノートの通りに進んでしまう。』『そのノートの内容は、ほぼ中学生のころには固まってしまうが、今なら修正が可能。』『さあ、一緒により良い未来の為に勉強しよう!』といって渡されたのは、

  1. 迷路ゲーム
  2. 数独
  3. マジカルアイ

などなど。もう、渡された同級生一同は( ゚д゚)ポカーン。。。勿論わたしも( ゚д゚)ポカーン。。。実際に、教科書を開く時間よりも、こういったものに取り組む時間のほうが長かったかも知れませんね。

ときたま、『昔の偉い人』の話もしてくれるのですが、教科書を使うよりも、マンガの切り抜きとかを持ってきてくれて、『こんな人がおったってな〜』『昔の人はオモロイな〜』とケラケラ笑いながら説明してくれました。

さて、そんな彼が授業中に良く言っていたのは

『俺の夢は、本を書くこと!』『いっぱい本を書いて有名人になって印税ウハウハ!!』なんてことを言っていました。彼は、その夢をわたしの在学中に叶えます。

潜在意識の力

それがこちら。

できる・楽勝・大丈夫!「人生こんなに甘かった」つくコツ教えます

できる・楽勝・大丈夫!「人生こんなに甘かった」つくコツ教えます

 

内容はというと、先生が授業中に語っていたものがほぼ全て一冊の本になりました!という感じですね。

まず、結論から書きます。回りくどいことは申しません。

実は、『人生はとっても甘い』のです。

甘くて甘くて、おづしようもなく楽しい物なのです。ラクして最高の結果が得られるものなのです。

何でも思い通りにいきます。

「そんなばかな!」とおもう人がほとんどでしょう。でも、本当なのです。

 中略

そして、この世の中には、大きく分けて次のような2種類の人がいる、ということが分かりました。

①努力しても中々報われず、『世の中そんなに甘くない』と思っている人たち。
②適当に何となく生きていて、『世の中思った通りになる』と思っている人たち。

 どうもこの世の中には、①の人たちが圧倒的にたくさんいて、それがこの世の常識となっているようなのです。親も、親戚も、近所の人達も、そして教師たちも・・・・・。ほとんどの大人が①の人たちです。同然、この大人たちに囲まれて育った子供は、①の考え方になっていきます。

 わずかですが、②の人たちも居ます。周囲の大人の中に②の人が1人でもいると、その影響で②になれます。しかし、そういう人はすごく少なくて、めったに居ません。でも、ちょっとしたことがきっかけで、①から②に変われることがわかりました。そして、そのちょっとしたきっかけで、本当に、思った通りに生きだすことができるのです。 私自身も、高校2年の時に、あることがきっかけで①から②に変わることが出来たのです。

 本書は、その「きっかけ」になるものです。

 だいたい、全体的にこんな感じですね。ざっくりいってしまうと、

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

 

 などなどの、いわゆる『自己啓発本』を自分なりの解釈でまとめてみました〜。というような内容です。

ちょっともう少し内容もみてみましょう。

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 これは、有名な話だからご存知の人も多いかも?9つの点を4本以内の線でつなぐ、というような問題ですね。やられたことないひとは、是非挑戦してみてください。どうです?出来ますか??

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、模範解答例!

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解けました〜?まあ、1番はまだ思いつきますが、2番は中々思いつきませんよね。確かに、線の太さは指定されていない(笑)。あと、3番も、絵を見る限り『点』の大きさは0ではないので、大変長くなるかもしれませんが、これも有りですね。

こんな感じで、ただひたすら『人間の潜在意識』を開花させることをテーマに215ページです。中でちらほら出てくる、イラストも中々味があってよかったですね。

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何度も登場する潜在意識のセンちゃん。アホだけど、あなたの夢を叶えてくれる憎めないやつです。

 こういった内容の本は、本屋さんにいけば、これでもかというくらい溢れています。ただ、他の本と本書には、大きな違いがあると思います。それは、著者が『生身の高校生』と触れ合い、実験しながら得られた実践的なノウハウがぎゅっと詰まっているんですね。

それは、ごくどこにでもいる『ありふれた高校生』たちに試してみた結果です。では、実際にこの本に書かれた通り授業を受けた同級生がどうなったかをお伝えしたいと思います。

本当に叶えたかった夢

わたしの通っていた高校は、ぎりぎり偏差値が40のラインを行ったり来たりする、比較的お勉強は苦手な子たちの多い学校でした。神戸市では『学区制』を取っているのですが、この学校は所属する学区で常にビリとブービーを行ったり来たり。わたし自身は、『学校なんてどこいっても同じやろ。それよりさっさと家に帰ってゲームしよ』と思い、やってきたのですが、まあ実にいろいろな同級生がいました。

 さて、お勉強が出来ないからといって、腕っ節が強かったりするのかというとそういうわけではないのが、世の中の悲しい常識ですね。わたしの同級生たちも、ほとんど褒められることもなく、『どうせ何をやってもダメ』という考え方の中で育ってきたような人が多く見られました。特にこの、『倫理』の授業を選択した人は、(わたしもそうですが)音楽や芸術も得意ではなかった人たちなので、その傾向が凄く強かったんですね。

でも、先生はこの授業を通して、今まで何をやっても出来なかった生徒たちに『小さな成功体験』を植え付けていきます。なんの役に立たないかもしれないけれど、 ちょっとでも上手くできたら、褒めてもらえ、前より良かっただけでも褒めてもらえ、前よりダメでも一生懸命頑張ったことで褒めてもらえました。

そんな先生の姿を見て、やがて野球部は甲子園に出場し、慶応に合格する女子も・・・なんて話はありませんでしたが、本当に目に見えて、学校に来る同級生の表情が明るくなっていったことに、凄く驚いた記憶があります。さて、そんな生徒たちの姿を受け、この本も馬鹿売れ!・・・はしませんでしたが、地元では『あの高校の教師の書いた本』とちょっとした注目を集め、小さなコーナーができていました。

ただ残念なことに、その後出版社が倒産をし、この本自身も今では絶版扱いのようです。たまーに中古で出品されますので、もし読みたい人は気長に待ってみてください。

 

でも、先生はきっと満足しているんじゃないのかな。

先生、本当は本を書いて有名人になるとか、印税でウハウハとか、どうでも良かったんじゃないですか?

生徒たちに、『夢が叶う』姿を見せたかったんですよね。

そして、今なら分かります。その為に、先生があの笑顔の下で、どれだけの苦労をされてきたことか。公立学校の教師が本を書くのは、いろいろな障害もあったでしょう。生徒の家庭状況も考え、就職や進学に気を配り、クラス通信も作りながら、土日は野球部の顧問として遠征に付き合い、家庭の諸々のこともこなしながら、出版社と調整もして本を書くことがどれだけ大変なことか。やっと、少しずつ理解出来るようになった気がします。

でもそのおかげで、より豊かな人生を送ることができた生徒が沢山居ます。少なくともここにひとり。

先生の授業は、決して教科書に沿ったものではありませんが、今考えれば『学習指導要領』の目指したものに、きっちり根付いていたような気がします。

わたしの夢

さて、先生は『自分の夢』を他人に語ることを推奨されていましたので、わたしもちょっとここで自分の夢をについて話してみたいと思います。

それは、『会計の教科書に載る数式を作ること』。それも、『経済と経営をつなぐ、社会を豊かにする指標』を作ることが一番の夢です。

ちょっと、壮大な夢かもしれませんが、大学での授業の選択も就職先も、その事を考えながら選んできました。こうやって、データとにらめっこをしながら文章を書いているのも、その練習のひとつです。

いつ叶うか分かりませんが、流れ星を見つけた時も、神社に行った時も、かならず願います。道はまだまだ長いと思いますが、もし叶った日には、またあの日の授業の時のように、褒めてくださいね。

 

ではでは、今日はこのへんで。