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ゆとりずむ

東京で働く意識低い系ITコンサル(見習)。金融、時事、節約、会計等々のネタを呟きます。

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消費税増税と返品

会計・簿記 仕事


弊社は、生産管理システムパッケージを開発し、製造業をターゲットに販売している。弊社のシステムの中には、購買管理の機能も含まれるため、消費税増税前後にはいくばくかの対応が必要になる。これは、その説明を行いにいった際の話である。(なお、消費税増税については、以前こちらにも記載したので、ご参考までに:『消費税増税対応状況を調査せよ』と言われたら考えなければならないこと - ゆとりずむ)

打ち合わせにて

:と、いうわけで、増税前に5%で買ったものを返品して貰う場合、当然5%で返品する必要が有るわけですね。
製造課様:まあそうだよね。でも、連続して買ってるものとか、どれが5%分で、どれが8%分とか分かる?
購買課様:いや、正直ロット管理してないものも多いですし。後入先出法っぽく、最終入荷品から返品していけば問題無いですかね?
経理課様:ふーん。。。経理としては、5%でも8%でもどっちでもいいんですけどね。。。
一同:えっ!?

消費税計算の絡繰

製造課様:例えば、5%で買ったものを8%で返品すると、余計に消費税を払うことにならない?
経理課様:一時的には、払う必要のない税金を払う事になりますよ。ただ、余計に支払った分、控除される金額が大きくなるので、納税額でみればプラマイゼロです。キャッシュ・フローの観点で見れば、納税の際まで余計に支払っちゃうことになるのでマイナスですけど、そこまで気にするほどの金額でもないですし。

とのことであった。
消費税とは、『客から受け取った金額*税率 - 取引先に支払った金額』を支払うのがルールである。つまり、どっちかよくわからない分については、5%でも8%でも、結局取引先に支払う金額は増えたとしても、その分税務署に支払う金額が下がるので、会社全体としては、どちらでも問題ない
相手が、消費者向けのものであれば、還付の仕組みもないため、こうはいかないが、企業間の取引であれば、そこまで気にする程のものでもないのかもしれない。