ゆとりずむ

東京で働く意識低い系ITコンサル(見習)。金融、時事、節約、会計等々のネタを呟きます。

ペーパードライバーレンタカーを借りるの巻

連休中、無謀にもペーパードライバーのくせにレンタカーを借りてみましたw まあ、参考になる人は居ないかと思いますが、今後の為にまとめてみました。

きっかけ

まあ、そもそも何でそんなことしようと思ったかというとですね。私、免許は一応持っては居ますが、取得後一回も運転したことのない立派なペーパードライバー。一応は、ぎりぎり東京近郊に入るエリアに住んでおりますので、普段は車なんて全然必要無いんでが、連休でちょっと行楽地にでも行こうかしら〜?となると、やっぱり電車で移動できる範囲は限られてきます。特に行きたいところがあったわけじゃないんですが、一応運転ぐらいできたほうが良いかね?と思いまして。
ただまあ、練習しようにも根っからのこんな危険人物に車を貸してくれる人がいるわけもないですし、ペーパードライバー講習なるものはちとお高い。かといって、レンタカーを借りようにも、『レンタカー屋さんから出発することも出来んかったら恥ずかしいしな〜。なんて思ってた時に発見したのがコレでした。

タイムズカーシェアリング

で、今回利用させていただいたのがこちら様。
■タイムズカーシェアリング(http://timesplus.jp/)
ビビっときたポイントは以下の通り

  • 駐車場においてある車を予約して、勝手に乗って勝手に戻すだけ
  • 15分単位で利用可能
  • うちの近所に設置されている車が何台かある

いやー、ここまで『運転に自信の無いペーパードライバーが、休日に、慣れた家の近所で、気兼ねなく短時間練習することの出来る車』を貸してくれるサービスは無いですなwと、いうことで早速申し込んでみました。

申し込みの方法

ネットから郵送で申し込み、といったことも出来るようですが、近所にお店があったので店頭申し込みしました。基本的に、登録にあたって必要なものは、以下です。

  • 免許証(有効期限切れてないやつ)
  • 登録料(確か1500円ぐらい?)
  • クレジットカード(専用のカードじゃなくてもOK)
  • メールアドレス(ケータイアドレスでも多分OK)

で、ごちょごちょ色々書類を書いて、カードを発行してもらって簡単。簡単なシステム説明も含めて、所要時間は10分ちょいぐらい。運転の経歴等を記入する箇所は一切無く、特にペーパードライバーでも問題なく申し込めます。ね?簡単でしょう?
そして貰えるものが以下

  • ログインID/PW
  • キー代わりになるカード
  • なんか駐車場のポイントカード
  • その他『珍しい操作方法をする車(ハイブリットとか)』のちょっとした補足説明資料

がその場でいただけます。

料金と利用方法

料金の体系については、大雑把に言うとネットカフェに近い

  • 通常料金 200円/15分(電気自動車とか高級車とかのすごいやつは400円/15分) ガソリン代不要
  • 通常パック 6時間パック3900円 12時間パック6500円 24時間パック8000円 ガソリン代は不要だが、6時間パック以外は別途15円/km。
  • ナイトパック 1800-2400 2000円、2400-0900 2000円、1800-0900 2500円。全部別途15円/km。夕方〜深夜,深夜〜早朝,夕方〜早朝って感じ。
  • なお、月額料金1000円分は、1000円分のポイントとして利用可能。毎月1000円以上使えば月額固定料金分はゼロ円。

面白いな〜と思うのは、ガソリン代が無料なところ。提携ガソリンスタンドで、給油カードを見せればタダで給油してくれるそうな。(そして、給油分の手間賃なのか、給油すると15分の割引がつくようである。)なお、利用の手順は

  1. 利用する場所(ステーションというらしい)、時間を指定する。予約は、スマートフォンからも可能。
  2. 時間になったら入会の時に貰ったカードで、窓のあたりをタッチし、解錠。
  3. 返すときは、普通に駐車し、目印の車止めを置いておけばOK。

といった感じです。

使ってみてちょっとした考察

で、ちょっと使ってみて感じたことをいくつか。

チョイノリするにはいいけれど、ガッツリ利用するのであればレンタカーのほうが安上がりかも

基本的に料金は、短時間利用するのに有利な設定になってます。だいたい6時間までの、ちょっと荷物運ぶのに数時間ほどとか、ちょっと電車で生きづらいところまでお昼出て夕方帰るまで、とかであれば有利な設定です。一日以上利用するのであれば、レンタカー借りた方が金額的には圧倒的にお得。
参考:■ニコニコレンタカー(http://www.2525r.com/price_list.php)
まあ、元々『少ない車をみんなでシェアし、車の稼働率を上げる。その為に、ひとりの人が専有して、他の会員の利用機会が減り、会員数の伸びが鈍ることを防ぐ。』っていう思想のシステムだからでしょうけれども。ただ、損をしないためには意識しておいてもいいかも。

■近所のステーションが利用できるとは限らない

少なくともうちの近所では、ひとつのステーションには一台までしか設置されていないようです。ですので、ひとりでも利用者が重なってしまった場合、もう予約できません。ただ、至る所に設置されているので、ちょっと歩けば利用可能な車がある場合もあります。申し込んでから、駐車場の前を通るたびに『へー、今はどこにお出かけ行っているんだろうなあ』って思ってみてますが、ちょくちょくお出かけに連れていかれてますw 台数が少ない以上、不便っちゃ不便ではありますが、『見知らぬ近所の他人同士で同じ車を使っている』というのは、何だか面白い気もします。

■24時間無人営業の利便性

基本的に無人営業ですので、当然営業時間の概念もありません。これは、返す時間を意識しなくてもいいということで、かなり大きいことのような気がします。レンタカーの場合、営業時間中に返却しなきゃいけませんが、無人営業な分そこを意識する必要がありません。きっと、ナイトパックの金額は、その点を加味した戦略的な価格設定になっているんだと思いますが、車を使う場合は、会社が終わった後の夜間が多いって人にもよくできた仕組みになってます。

ではでは、次回は『ペーパードライバーレンタカーを運転する』に致します。